気の早い世田谷文学館は昨日5月15日水曜日に国際博物館の日記念事業としての無料公開を終えてしまいました。

しかしその他の美術館・博物館はほぼ全て素直に5月18日土曜日に無料公開を行います。

全国の一覧（PDF）は下の通りです。
ICOM（国際博物館会議）日本委員会より。

https://www.j-muse.or.jp/wp-content/uploads/2024/05/9fe01c0392478c375916fe46f99c83cc-1.pdf

東京国立近代美術館（東京都千代田区北の丸公園）や東京国立博物館（東京都台東区上野公園）では常設展のみ無料。
企画展は通常料金となりますのでご注意ください。

観覧料の割引はない代わりに記念品贈呈の施設もあります。
入場者全員に進呈としている所と、先着先着●十名に贈呈としている所がありますので、よくチェックしてください。

いくつもの展示を並行して行う国立新美術館では、観覧無料の展示、観覧料割引の展示、観覧料は割引しないけど先着●十名に記念品贈呈、などが入り乱れています。

一覧には「常時無料」（普段から無料）などといった所も含まれています。
5月18日だけ開場時間延長をしたり特別上映会や講演会などの特別企画を開催する、というものです。

そういう所は上映会や講演会を取るか、混雑度（通常日の方が空いているはず）を取るかの判断になります。

この一覧を見ると、あらためて「伊藤潤二原画展」のようなドル箱企画展を無料にしてしまう世田谷博物館ってすごいなと思います。

まあこの博物館でマンガ原画の個展を行った漫画家さんの中には、本人の意向で全期間無料公開にしてしまった（山下和美展）例もありましたけど。

山下氏はご近所在住（世田谷区民）で、なおかつ取り壊し予定だった空き家洋館（尾崎テオドラ邸・明治建築）再生保存事業クラウドファンディングを個人で行われていたことなどから、敢えて無料公開にしたらしかったです。

※当該クラファンは目的額達成のため2023年5月26日で終了しています。

また話が逸れました。すみません。

上手く活用して充実した週末をお過ごしください。

画像は東京国立近代美術館です。
公式よりお借りしました。

私はコロナ前に行ったきりだなあここ。