今日は何の日>5月24日:菌活の日
昨年は「伊達巻の日」をご紹介しました。
今年はこちらをご紹介いたします。
菌活の日
キノコで有名なホクト株式会社が2016(平成28)年に制定。
日付は同社がTVCMで「菌活」という言葉を初めて全国発信した2013(平成25)年5月24日にちなむ。
菌という字は、普段は音読みの「キン」ばかりが使われていますが、訓読みでは「きのこ」と読みます。
実は「きのこ」という漢字は3種類(茸・菌・蕈)あり、通常はもっぱら「茸」が使われて
いるのです。
「きのこ」類は、菌そのものであると同時に人間の町内に住んでいる善玉腸内細菌の餌にもなります。
日本に生えるキノコは約1万種
日本には約2,500種の既知種(存在が知られており名前も付いている)と、その3倍程度(7,500種)の未知種が生えていると言われます。
既知種2,500種のうちの約300種が食用にされていて、その中のわずか十数種が人為栽培されています。
八百屋で労せずに買えるのは以下の10種類。
- ぶなしめじ
- えのきたけ
- エリンギ
- なめこ
- まいたけ
- しいたけ
- マッシュルーム
- ひらたけ
- きくらげ
- まつたけ
なお「マッシュルーム」は日本では特定のキノコを指す固有名詞として使われていますが、実は「キノコ」の英語が「mushroom」(普通名詞です。
英語では「しいたけ」は「シイタケマッシュルームShiitake mushroom(またはブラックマッシュルーム)、しめじは「シメジマッシュルーム Shimeji mushrooms」と言います。
きくらげは他の菌とは食感が違い、また乾物として売買されていてナマモノを見かけないので、キノコと認識していない人が多いのですが、れっきとしたキノコです。
木に生えている状態のキクラゲ画像はWikipediaよりお借りしました。
また日本のキノコ既知種2,500種のうち毒キノコは約200種で、その約1割の20種ほどは猛毒(致死性)だと言われます。
世界に生えるキノコは約22万種
世界規模で見ると、名前が付いている既知種が約2万種。
その少なくとも10倍の未知種が存在すると言われるので、地球上のキノコは最低でも22万種。
変わりもの・タマゴダケ
日本に生える変わったキノコをひとつだけご紹介します。
タマゴダケ。
ドコモダケ(懐かしいな)の親戚ではありません。
カサを広げる前が真っ赤な卵に似ていることからこの名があります。
※下の画像上段右端の状態が卵に似ている。
画像はホクトよりお借りしました。
分かりやすい画像をYahoo!ショッピングよりお借りしました。
まさに卵。
カサが開き切ると普通のキノコ。
こちら、食用です。
オリーブオイルソテーの画像はヤマサ醤油よりお借りしました。
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