その蛇は最初は下の平らな所にいました。

何度も首をもたげ、上に行きたそうなそぶりを見せました。

夫　「無理だね。壁は登れないよ。手も脚もないのに」

私　「いいや、登る。手も脚もないのに華麗に泳げるからね」

夫　「ヘビの泳ぎは体をくねらせてどうにかなってるけど、垂直壁は無理でしょ」

私　「蛇はもともと持っていた脚をなくす方向に進化して大繁栄を獲得した。壁すら登れなければ、脚をなくす方向には行かなかったか、絶滅してたはず」

などと議論するエンドウ夫婦をよそに、ヘビがスルスルと壁を登り始めました。

なんと、壁から出ていたリベット？を利用して、交互に体重をかけてあっというまに上まで達しました。

夫　「あっ、カシコい！！」

私　「はーっはっは。みたか！！」

この後向こう側に消えました。

2m近くある大物の青大将でした。

勝った私は、負けた夫にミニストップのシャインマスカットソフト（新商品）をおごってもらいました。

ゴチ！！