母1羽仔1羽の絆は強かった・カルガモのヒナ@善福寺川
先週土曜日に善福寺川に行くと、生後3〜4日ほどに見える小さな仔を1羽だけ連れた母ひとり子ひとりの家族がいました。
8~14羽ほど生まれてどんどん減っていくのが平均的カルガモ家族ですが、たまにこうやって幼いヒナが1羽だけという母子を見ます。
すぐ近くには、別のブロガーさんの記事にも2~3度出て来ている、7羽の大きなヒナ連れの家族がいました。
7羽の方は、蚕糸の森公園の12羽とほぼ同じ大きさです。
まったりと眺めていると、7羽きょうだいのうちの1羽(一番大柄な子)が突然スイッチが入ったように水上を激走。
幼い一人っ子ヒナを追いかけ始めました。
幼いヒナは必至で逃げます。
まるでモーターが付いているかのような逃げ足の速さです。
一人っ子のお母さんが大きなヒナの前に立ちはだかり、怒声で一括します。
すると今度は7羽のお母さんが「うちの子に何すんのよ!」とばかりにすっ飛んできました。
撥ねる水しぶき。
母親同士が浅瀬に立ち上がり、互いに羽を広げる鴨の威嚇ポーズの応酬。
騒ぎはほんの1分ほどで収まり、何事もなかったかのように離れていく二組の家族。
そのすぐ近くでは、全く我関せずのカワセミが自分の世界に没頭して魚漁り中でした。
All is right with the world.
すべて世はこともなし。
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