HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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A big chill is coming. Be sure to stay warm.Watch out for thermal shock.December is almost here.
寒波襲来です。暖かくお過ごしください。ヒートショックにご用心。もうすぐ師走です。

今日は何の日>6月23日: 国際寡婦の日 International Widows Day


一昨年は「ドラべ症候群の日」をご紹介しました。



昨年は「国連パブリックサービスデー」をご紹介しました。



今年はこちらをご紹介します。


国際寡婦の日 International Widows Day


寡婦(かふ)とは「配偶者と死別し、なおかつその後再婚していない女性」のことです。


インド系英国人ルンバ男爵(衣料品会社ルンバ・グループの創設者兼会長。現役貴族院議員1943年〜)が創設したルンバ財団が2005年に制定。


アイ・ロボット社製のロボット掃除機ルンバとは何の関係もありません。


2010年に国連が批准し、国際デーとなりました。


由来はルンバ男爵の父が1954年6月23日に他界。
その妻(男爵の母)シュリマティ・プシュパ・ワティ・ルンバさんが寡婦になったことに由来。


男爵と母は1962年に英国に移住。
英国籍を取得しましたが、母が未亡人になった時はまだインド国籍でした。


インドにはサティ(妻の殉死)という悪習があります。


夫を亡くした妻は後追い焼身自殺をするのが美徳とされ、中には強制・半強制で死に至らしめられるケースもあるそうです。


その同調圧力をかわして生き延びると「貞淑ではない」と後ろ指を刺され、その後の人生が生き辛くなるという…。


カーストと共にとっくに法で禁止されていますが、まだ一部の田舎では残っていると言われます。


こう書くと「何と野蛮な!」と憤慨される方が日本では多いでしょう。


しかし日本語も実は酷いのです。


寡婦の一般的言い方は「未亡人」ですね。


これは「未(ま)だ亡くなってない人」つまり「夫が死んだのに、自分だけはまだ生きてる人」という意味だからです。


殉死を求めない国や地域でも寡婦に対する偏見や差別、それが原因となっての貧困などの問題は世界的にありました。



国際未亡人の日は「世界中で未亡人とその扶養家族が直面している貧困と不当」に対処するための国際デーです。