インド美女の格付最高位は「蓮のような女性」だそうな
ハス(学名・ネルンボ・ヌキフェラ Nelumbo nucifera)はハス科ハス属ハス。
インド原産です。
ネルンボNelumboはシンハラ語(シンハラ人=スリランカ人の言語。インド語派)で蓮のこと。
ヌキフェラnuciferaはラテン語の形容詞で「堅い実をつける」という意味です。
ココナツの木(ココヤシ)の学名はCocos nuciferaココス・ヌキフェラ。
茅(カヤ)の学名はTorreya nuciferaトレヤ・ヌキフェラ。
いずれも堅果を付けます。
「古代蓮」が巨大な花を咲かせることからわかる通り、ハスは野生種がこんなに大輪の花を咲かせる希少な花です。
園芸種(品種改良種)は、そのため野生種より小輪のものがあったりします。
「原種が巨大すぎるので敢えて小さくしてみました」的な。
日本ではハスと言えば仏教のシンボルのように思われています。
しかし原産国インドでは仏教に限らず広く神聖性の象徴とされます。
清流には生えず泥水を好みながら気高く清浄に咲くさまは女性の美にも例えられ、美女の格付けの最高位をPadminiパドミニー(和訳:蓮女)というそうです。
Padminiパドミニーは現代インドでも女性の名前として使われています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。