パナソニックHDの株主総会が大紛糾…って当然でしょうね
株主総会の季節ですね。
あそこが大紛糾しているようです。
悪質なのは認証の不正取得(提出データの改ざん)です。
しかし以前も記事にしたもう一つの問題もなかなかです。
カメラのカタログサイトの撮影例画像が、他社製カメラで撮影された有料素材画像だった。
なおかつその旨の説明書きもなく、いかにもパナ製のカメラで映しました風を装っていたというものです。
「我が社の製品を使えば、ほら、あなたもこんなにきれいな写真が撮れますよ」
とアピールするのが、カメラカタログに作例写真を載せる理由の全てです。
それをこの期に及んでもまだ
「ウェブの宣伝のプロセスの中で(自社の)作例を使うことが徹底されていなかった」
(パナHD社長の弁・上の記事より抜粋)
って言えるって凄いです。
鈍感力のスーパーエリートです。
カメラのカタログに自社製品の作例を使わなきゃ、写真掲載の意味なんかどこにも、1㎜もありません。
ならばもう作例写真など要らぬ。
太田胃散のCMでも見習って「い~いカメラです」と文字だけ印刷しておけば済むことです。
モノクロで。
下のような感じで。
…これがカメラカタログとなれば、ある意味大いに話題にはなりそうな気がします。
カメラの売上がどうなるかは別問題として。
画像はスーパーネゴロ(和歌山県)よりお借りしました。
太田胃散(創業145周年)の偉大なるマンネリズムを批判しているわけではありません。
成分がどうの、効き目がこうのと一切言わず、60年近く※も「(太田胃散は)いい薬です」と言い続けるその潔さは、また別の次元で賞賛に値すると思っています。
※1974(昭和40)年に初めてTVCMを流した時から一貫して「いい薬です」を使用。
60年近く「いい薬です」を言い続け、否定もされなければ非難も受けないというのは、いい薬の証拠とも言えます。
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