アリョンカは、モスクワの大手菓子メーカー（日本の明治・森永に匹敵）
クラースヌィ・オクチャーブリ（赤い十月という意味）社の主力銘柄。

地元民御用達スーパーに行けば他にも色んな銘柄のお菓子があります。
ロシア人は甘いもの好き。

しかし土産物屋や空港ショップ、つまり外国人向けの場所では、このアリョンカの占有率がメチャ高し。

理由はやはりこのスカーフ冠ったマトリョーシカのような可愛らしい女児の商標でしょう。
いかにもロシア女児！な商標が外国人受けするのです。

日本のペコちゃんに例える人もいます。なるほど。

※この写真撮った時、スマホカメラがアリョンカの顔ふたつを顔認識してました。

アリョンカはエレーナの愛称です。

ロシア名はほとんど全部にもれなく固有の愛称があります。
日本人の感覚で聞くと、本体と似ても似つかないように感じる愛称も少なくありません。

例えばエカテリーナの愛称はカチューシャ。

日本でカチューシャというと半月形のヘアバンドのことですね。
しかしこの言葉は和製英語（和製露語？）って知ってました？

日本以外では通じないんです。もちろんロシアでも通じません。
英語ではヘアバンドです。

そしてエレーナはアリョンカ。
一文字もあってないじゃん！と言ってはいけません。
異文化なんです。

私たちが外国人から
「なぜサイトウさんには斉藤さんと斎藤さんと齊藤さんがいるんですか！？」
と聞かれても
「・・・昔からそうだから」
としか言えない。同じことです。

現地の土産物屋や空港で売られてるのはアリョンカチョコが主力です。
しかし現時点で日本で圧倒的に入手しやすいのは、上の写真のアリョンカビスケットです。

チョコは土産に買って来たけどもうとっくに手元にはない。
なのでネット画像貼ります。

　

数年前、業務スーパーがアリョンカビスケットだけ取扱し出したからです。

たいていどこの業務スーパーでも買えます。
上の写真のビスケット（ココア味）も、私が昨日JR高円寺駅前店で買ってきたばかりです。

税抜97円。とても素朴な味です。甘さ控えめ。

私は英語圏特有のあのしっとり・ずっしり・ポロポロ・激甘系が苦手でして💧
こういう固くて、甘すぎない方が好きなんです。

私はココア味LOVERなので今回は２個ともココア味買っちゃいました。
もう一種類プレーンもあります。

お近くに業務スーパーのある方は是非一度お試しください。

なお、銀座一丁目にあるロシアのアンテナショップ「赤の広場」✨まで行けば、
かなりマニアックなものまで買えちゃいますよ。

　

詳しくはこちら、赤の広場銀座店公式HPをどうぞ。

店舗の場所は東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅と新富町駅の中間。
銀座一郵便局の隣です。