ブックオフ・ハードオフ(別会社)の架空買取事件
「ブックオフの架空買取」報道の初報では
「値段が付かないと言って客から無償で引き取ったものを有償で買ったように偽装して代金をポケットにでも入れていたのかな?」
等と考えていた私でした。
しかし、そんなもんでは済まなかったようです。
抜き打ち検査をしてみたら、帳簿上あるはずの在庫商品が倉庫になかった。
架空顧客、架空商品をでっちあげて、存在すらしないものを「買取商品」に計上して代金を着服していたようです。
0円で引き取ったものを100円で引き取ったように偽装したのなら、モノだけはあるはずですからね。
ブックオフは古本(買取金額は高くとも1冊数百円止まり)メインですが、楽器や電化製品、家具等を扱うハードオフでは、1店舗で不明在庫が3,000万円超えの所も発覚しているようです。
しかもこれ、時価ベースではなく買取金額ベースの話です。
買取金額で3,000千万ということは、時価(売価)に換算すると数倍になるわけです。
不明在庫が3,000万円超えの店の店長は、失踪中とも報じられています。
とりあえず私の行動範囲にある数軒のブックオフは、全て明日臨時棚卸休業する旨の貼紙を出していました。
※ハードオフは最近行ってないのでよくわかりません。
ただでさえ電子書籍の台頭で2015年頃から閉店が相次いでいたブックオフ。
そこへ更にコロナが追い打ちをかけ、好立地だった(駅前かつ区役所前)練馬店までが昨年閉店しています。
今回の騒動を受けてまた閉店する店が現れるんでしょうか。
画像はブックオフHD公式よりお借りしました。
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