HSPと思われる偉人>ニコラ・テスラ/孤高のHSP③
初公開:2021/6/21 16:00
晩年のテスラは経済的にも困っていたようです。
エジソンのパトロンだった大富豪、J・P・モルガンが、エジソンのテスラ潰しネガキャンのやり口の汚さに愛想をつかして出資を取りやめた、という話を前回書きました。
その後モルガンはテスラの方に出資していたのですが、テスラに熱を上げたモルガンの四女をテスラが相手にしなかった(彼は言い寄る女性全員、相手にしなかった)等があって、やはり出資を取りやめられたそうです。
テスラがモルガンの四女と(耐えがたきを耐え)結婚していれば、世界は今頃100年進んでいたでしょうか❓
1915年、テスラは「電気の普及」の功績で
ノーベル賞にノミネート されます。
しかし「エジソンとテスラのダブル受賞」
案だったため、テスラはこれを拒否。
そのためふたりとも受賞を逃がす結果となり、
エジソンは「無冠の発明王」となってしまいました。
壮大な、いじめのしっぺ返し。
「ここは大人の対応しろよ!半分はお前の利益になるんだぞ!?0:0より50:50を取れよ!」
と、エジソンはさぞ悔しがったことでしょう。
しかし名誉欲が希薄&精神的にも潔癖症だったテスラは、嫌なものはとことん嫌だった。
彼の名前は今も磁界密度の国際単位に残されています。
1テスラ=10,000ガウス
また、テスラを信奉する財界人はとても多く、代表格がイーロン・マスク。
彼は自身の会社を「テスラ」と名付けるほどのテスラファンなのでした。
おなじみのテスラマーク
故国セルビア(彼はアメリカ生れの米国籍。しかし両親ともセルビア移民)では、紙幣にも採用されています。
100ディナール札です。
中央上部の100の下に印刷されている数式にご注目ください。
T=Wb/m2
磁束密度T(テスラ)の公式です。
実は旧ユーゴスラヴィア紙幣にも採用されていました。
※ユーゴスラヴィア消滅前のハイパーインフレで、ゼロの数がすごいことになっています。
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