心理学>心理学的に「嘘」を考えるといつも迷宮にはまる
注)今回はスッキリと終わっていませんのでご注意ください。
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心理学をわかりやすく解説した読み物には、必ずと言って良いほど
「嘘の見抜き方」
といったページがある気がします。
それだけ身近な人からの嘘を見破りたいと思う人が多いのでしょうか。
一般的にいわれる身体サインをまとめてみました。
◎「ウソを見抜ける」と言われるボディサイン
❶ 嘘をつく時、人は早口になる
普段から早口の人はちょっと置いといて。
👇早口が苦手。
\カエルピョコピョコムピョピョピョピョ/
普段より明らかに急に話す速度が速くなった時、その人は嘘をついている可能性が高いと言われます。
アメリカの学校で生徒を被験者にした実験が行われました。
生徒は真実と嘘を混ぜて自己紹介をしました。
すると嘘の部分と真実の部分では、一定時間に発する語数が平均1割ほど違うという結果が出ました。
本当の部分では100語/分なのに嘘の部分では110語/分でした。
しかし、この嘘発見方法はあまりに有名すぎます。
そのため
「嘘をつく時はわざとゆっくり、堂々と話せ」
という「嘘指南」もネットに複数上がっている始末。
相手の演技が上手い場合はお手上げです。
❷ 嘘をつく時、人は目を合わせない
嘘をつき慣れてない、無防備な人ならよく見せる仕草です。
しかし大嘘つきはここ一番のウソの部分で逆に力強く目線を合わせる演技を仕掛けてきます。
👇キョドリすぎ。
\はわわわ/
これも「嘘指南」には
「嘘をつく時はわざと相手の目を見よ」
などとちゃんと載っています。
困ったものです。
❸ 嘘をつく時、人は顔や体を掻く
人間はストレスを感じると痒みを感じると言われます。
生理的痒みではなく、精神的痒みです。
👇顔を掻く
\うーん、マンダム/
なぜかというと、皮膚を掻く行為には、一時的に快感をもたらす精神安定的効果があるからです。
皮膚を掻くと、脳の中脳や線条体といった報酬系と呼ばれる部位が強く反応することがMRIなどで確認されています。
報酬系の反応、つまり快感です。
それにより嘘をつくことによるストレスを緩和しているのです。
強く掻かないまでも、何度も顔など服から出ている部分を触ったりする行為が見られたら、疑わしいと言われます。
ただこれも、最近多いアトピーの人だとどちらの痒みか見分けがつきません。
❸ 嘘をつく時、人は視線が左右上下を見る
👇左横を見る
\チラッ/
人が何かを思い出しながら無意識に目線を動かす時、多数の人にはこういう傾向が見られると言われます。
- 右上を見る:視覚的イメージを創り出そうとする時
- 左上を見る:視覚的記憶を思い出そうとする時
- 右横を見る:聴覚的イメージを創り出そうとする時
- 左横を見る:聴覚的記憶を思い出そうとする時
- 右下を見る:自分の精神的感覚を思い出そうとする時
- 左下を見る:自分の身体的感覚を思い出そうとする時
◎本人が嘘を自覚していなければ見破れない
① パーソナリティ障害がある場合
👇葛藤がない
近年ネットでよく見かけるようになった「サイコパス」という言葉。
② 無意識に記憶が置き換えられている場合
人間の記憶も似たような部分があります。
👇記憶とは❓
・・・
思い出すと辛い記憶は無意識領域にしまい込み、忘れてしまう。
そして空いた場所には何かを埋めないと不自然なものだから、虚偽の(自分を傷つけない)創作記憶を置き、自分自身それが本当の記憶と思い込む。
これはそう珍しい現象ではなく、ままあることと言われます。
本人には、もちろん悪意どころか意識すらありません。
そうなるとその虚偽記録は、当人以外にとっては嘘でも、当人の自我にとってだけは真実なのです。
また出口が見つからなかった
ではそもそも一体どこからを嘘と定義するのかという迷宮にはまり込みます。
結局出口が見つからず、疲れて思考をやめてしまいます。
今回もダメでした。
\お付き合いありがとうございました/
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