花>初夏>カルミア(西洋シャクナゲ):またまた×4 有毒植物
華やかなカルミアの花。
これはローズピンクですが、白・薄ピンク・ピンク・ローズピンク・レッド・ツートン(白とピンク)などがあります。
ツツジ目ツツジ科カルミア属。
原産地は北米およびキューバ。
花期は5月〜6月。
葉にグラヤノトキシン(有毒成分)を含有するため「羊殺しlambkill」という異名があります。
和名は「西洋シャクナゲ」または「アメリカシャクナゲ」です。
シャクナゲ(石楠花)はツツジ目ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属なので親戚です。
実はグラヤノトキシンはツツジ目の花全般に含まれる毒です。
ツツジの蜂蜜による中毒症状も報告されていて問題になっています。
死亡率は低いですが心筋梗塞を引き起こすため、心臓に持病のある方には危険です。
今でも「ツツジの花は、手折って根本を吸うと甘い蜜が吸える」
と子供に教える大人がいるようですが、花を鑑賞するにとどめましょう。
ツツジ科の花はとても可憐です。
「ツツジの蜂蜜の危険性」については別記事で書く予定です。
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