報道>持続化給付金詐欺>証券マンや国税庁職員の肩書で人を騙す輩
>「暗号資産に投資すれば個人事業主になるので、給付金の申請ができる」
と言って200人近くに不正受給を勧誘し、2億円近くをだまし取ったとみられている。
個人で仮想通貨投資をしている場合、利益の額に関わらず確定申告が必要です。
仮想通貨の売買で得た利益は雑所得になります。
ただし、確定申告したものが全て持続化給付金の対象になるか❓というとそれはまた別の話です。
中小企業庁のHPにはこう明記されています。
「暗号資産(仮想通貨)の売買収入や役員報酬など、事業活動によらない収入については給付額算定の対象外になります」
(委託先:デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)
でも、有名証券会社社員などを名乗るセミナー講師ができると言えば、頭から信じ込んで自分で調べない人が殆どなのでしょうね。
私など、教師が言おうが講師が言おうが常に「本当か❓」って調べる方です。
そしてざっくり1割弱の人には偉いと言われますが、9割強の人には「疑り深い」と敬遠されます。
昔とある資格を取った時のことです。
私はケチなので、今持ってる資格は国家資格も含めて資格スクールや通信講座などは利用していません。
参考書と過去問だけで自力で取ってます。
ただその時は、仕上げ講習を1回だけ某資格学校で受けてみました。
そこで講師が1か所明らかに間違った説明をしました。
即座に隣に座っていた女性(初対面)に
「今の説明、違いますよね」
と言ってみました。
これから勉強を始める人や始めたばかりの人が対象のコースではありません。
ひと通りの勉強を終え、次回試験の申込を済ませた人向けの直前仕上げ講習です。
であれば当然「そうですよね」という返事が返ってくるものと思っていました。
しかし帰ってきた答えは・・・
女性「でも、講師がこう言うのだから、これはこうなんですよ、きっと。これだけは例外だから引っかけ問題に注意、っていう意味なんじゃないですか」
「講師は正しいのだ」と思い込むあまり、講師が言ってもいない
「これだけ例外だから引っかけ問題に注意」
という言葉が勝手に爆誕してしまいました。
私は挙手して講師に直接質問しました。
講師「あっ、すみません、間違いました。その通りです。さっきの説明は訂正します」
すると、逆側の隣に座っていた男性がすかさずつぶやきました。
男性「やっぱりおかしいと思ったんだよなあ」
いや、あなた、さっきはうんうんとうなづいて、疑うそぶりも見せてなかったじゃないですか。
役所や郵便局の窓口でも明らかに間違った説明をされたこと、何度もあります。
~局、~庁クラスでも「違うんじゃないですか❓」と言ったらだいたい本当に違ってました。
今回の事件の場合は、もちろんだます方が一番悪いです。
しかし、ちょっと調べれば嘘とすぐにわかることで騙されるのは脇が甘すぎます。
注意したいものです。
👆こういうと
「役所の例は、騙そうとしたんじゃなくて間違っただけでしょう」
「人のミスの揚げ足を取る人」
「他人にはもっと鷹揚に」
等と批判しなさる方がいらっしゃいます。
しかし悪意のない間違いだろうと何だろうと、それに疑問を持たなかった場合、結局損するのはこちらという構造は似ています。
また、ミスをミスと正しく認識した上で鷹揚に許すことと、ミスと気づかず妄信することは天と地ほど違う別物だと思っております。
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