病院選び>出会った中で最低の医者(皮膚科)
私が今まで出会った中で、腕は知らないけど(診察前に決裂したから)人間性は文句なしに最低だと思う医師の話をします。
画像はメイクイット英語塾より。
それは15年ほど前のことです。
私鉄沿線の小さな駅前の商店街の中の雑居ビル(テナントに開業医多し)の一室の皮膚科でした。
前日に突然蕁麻疹が出た私は、仕事帰りに寄れる(当時の派遣先に近い)所というだけでそこをチョイスしました。
当時は今ほど事前に医師の経歴や資格などを吟味していませんでした。
医院名は当時流行っていた、下の名前を使ったものでした。
しかも、これも当時流行りの平仮名表記。
例えて言えば山田太郎医師が「山田皮膚科」ではなく「たろう皮膚科」で開業するものです。
今ならこの手のは避けますが当時の私はまだ青かった。
エレベーターを上がり待合室を覗くと、そこには誰もいませんでした。
それだけで少々嫌な予感がしたものの、待たずに済むから良いか?と危険な考えで入ってしまいました。
「初診の方ですね」
受付の女性はとても丁寧でした。
しかし待合室のソファに座るとすぐ、変な声が診察室から聞こえてきました。
女性の黄色い嬌声です。
蛍光イエローと言って良いほど毒々しく黄色い。
「や~だ~❗️ん〜もう〜センセーったらあ、やーだー、キャッキャッキャー!」
「ん~もうセーンセー面白〜い❗️サイコー❗️うふ、うふ、ンフフフ~」
まるで場末のホステスです。
医師の声は聞こえませんが、時おり男性の笑い声はします。
私以外誰もいない待合室で5分間以上、その場末のキャバクラのような下品な笑い声を聞くのは苦行でした。
受付の女性も居心地の悪そうな顔をしているように見えました。
更に5分経過。
黄色い嬌声は終わる気配がありません。
我慢の限界を感じた私は、受付の女性に言いました。
「また出直しますから、保険証を返していただけませんか❓
すると受付の女性は「お待ち下さい💦」と言って診察室に入って行きました。
しばし後、再度診察室の引戸が開くと、迫力ボディで厚化粧の女性が不機嫌顔で出て来て、私を睨みました。
ここの医師はどうやら過体重の女性がお好きな性癖のようです。
…それ専の水商売の従業員の人のようにも見えました。
帰ると言い張れば良かった、と後悔しながら診察室に入ると、楽しい会話の時間を邪魔された?医師もムッツリ不機嫌でした。
こんばんはも言わず、座ってくださいもなく、明後日の方向を見たまま、切口上で
「どうされましたッ!?」
初診だから問診票に詳しく記入したんですけど、読んでないようです。
私は荷物を持って立ったまま答えました。
私 「原因不明の蕁麻疹が出て…」
医師「当たり前でしょッ!」
私 「…は?」
医師「蕁麻疹ってのは、未解明の病気だからッ!原因のわかる蕁麻疹なんてないッ!蕁麻疹は全部ッ、原因不明ッ!」
私は無言で回れ右をして診察室を出て、目を丸くしてる受付女性に手を差し出しました。
保険証返してくださいの意味です。
受付「あ、あの、精算を…」
私 「今のあれが診察というなら、警察呼ばせていただきますよ」
診察室から「返せ返せ!」という医師の怒号が飛び、受付女性は大慌てで保険証と、診察券を渡してきました。
私 「診察券は要りません。もう二度と来ませんから!」
と診察室まで聞こえるように言い返しました。
なぜこれを急に思い出したかというと、昨日行った循環器内科の名医が、まさに同じ雑居ビルのフロア違いだったからです。
ただし、たろう皮膚科(仮名)は跡形もなくなくなり、別のクリニック(皮膚科ではない)が入ってましたけどね。
このたろう皮膚科(仮名)で懲りてから、私は初診の前にはめちゃくちゃ細かく調べ倒して病院を厳選するようになりました。
万が一変な所に入ったら、呼ばれる前に「急用が入ったので」と言い張ってとっとと出る!こともできるようになりました。
ところで一般的にダメな医師のことを日本語では藪医者と言いますね。
英語ではquack(アヒル)だそうです。
更に薮未満は筍(タケノコ)医者と言うという話を聞いたことがあります。
竹藪にすらなってないからタケノコなのだそうです。
面白いですね。
画像はboketeより。
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