1925（大正14）年に 東京乗合自動車により日本初の定期観光バス「ユーランバス」の運行が開始されたことにちなむ。

日本初の定期観光バスとはいえ認可上は路線バス扱いだったそうです。

そのため途中からの乗車や途中下車も可能。
運賃もそれぞれに定められていました。
当初のコースは「皇居前～銀座～上野」。

東京乗合自動車の経営不振により「ユーランバス」は一旦休止に追い込まれますが、新日本観光株式会社に譲渡され、再開されました。

新日本観光株式会社とは現在の株式会社はとバスのことです。

小津安二郎の映画「東京物語」で原節子演じるヒロインが舅（笠智衆）と姑（東山千栄）をもてなしたのも、はとバスの銀座観光コース（皇居前～銀座）でした。

1955（昭和30）年の銀座画像は東京WEB写真館（東京都）より。