ジャイアントパンダは日本に必要ですか
本日付で上野動物園のジャイアントパンダのシャンシャンが中国に返還されます。
ジャイアントパンダが好きな人、シャンシャンとの別れを本気で惜しんでいる人には反感を食らいそうですが、私の思いはタイトル通りです。
ジャイアントパンダは日本に必要ですか?
確かにジャイアントパンダは希少な珍獣です。
しかし中国はこの珍獣を、単なる外交カードにしか使っていません。
しかももったいぶって「友好の証に贈る」とか言いながら、それはプレゼントではありません。
高額なレンタル料が発生しています。
さらに貸し出した国が繁殖に成功すれば、それはレンタル品から発生したものだから所有権は中国に有りとするレンタル契約です。
つまり苦労して誕生させた子パンダにも生まれた瞬間から高額なレンタル料が発生します。
そして今回のように貸主が返せと言えば借主は返さなくてはいけません。
よく考えてみてください。
あなたが結婚願望のある独身男性(女性)だとします。
外国人が、あなたが自由恋愛で仲良くなるなど到底無理と思える絶世の美女(美男)を連れてきて、嫁(婿)にやると言います。
ただし年間レンタル契約です。
子どもが生まれたら生まれた子どもにもレンタル契約が発生します。
返せと言われたら返さなくてはいけません。
そんな嫁(婿)もらいたいですか?
どれだけ絶世の美女(美男)でもお断りだと普通の神経の人なら思うでしょう。
なぜパンダだけはそれでいいんですか?
日本にだって日本固有の生き物はたくさんいるんですよ。
皆パンダみたいに派手ではなく、地味子さん地味男くんなだけです。
なぜにそんな派手な動物ばかり追い求めるんですか。
オオサンショウウオやニホンカモシカやライチョウ(全員天然記念物)をもっと可愛がればいいんです。
パンダ舎にばかり湯水のようにお金をかけて、加えてレンタル代と光熱費と餌代と、いったいどれだけ使ってるんですか。
他の動物との格差が大きすぎます。
天然記念物でもないキツネやタヌキの檻なんて、みじめなくらい狭くて粗末じゃないですか。
偏りすぎです。
こう書くと必ず「パンダに罪はない、ひどい」「キツネやタヌキなんてうちの周りにもいる、害獣じゃないか」などと言う方がいらっしゃいます。
パンダに罪があるとは言ってません。
罪があるのはパンダを外交カードに使う中国人と、狙い通りに踊らされてる日本人。
シャンシャン、人質外交ご苦労様でした!
これが私の意見です。
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