今日は何の日>3月20日:LPレコードの日
一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)が1957年に制定。
1951(昭和26)年に「長時間レコード」が日本コロムビアから発売された日にちなむ。
1887年にエミール・ベルリナーが開発した円盤状の蓄音機用レコード(78 rpm disc/78回転盤)は樹脂素材だったため、収音時間が5分程度しか取れませんでした。
これを1947年にピーター・ゴールドマークが改良。
ポリ塩化ビニールを素材に使うことで収音時間の長時間化に成功したのが33 rpm disc/33回転盤です。
この33回転盤を日本では「長時間レコード(ロングプレイ盤➡LP盤)」と呼ぶようになり、対してそれまでの78回転盤を「標準版(スタンダードプレイ盤➡SP盤)」と呼ぶようになりました。
つまりSPレコード/LPレコードは和製英語で、欧米人には通じなかったんですね。
2021年頃から世界中でアナログレコードブームが起きています。
ビートルズの60年代のレコードの一部などは高値取引がされているようです。
※もちろん保存状態によります。
LPLong Play盤はポリ塩化ビニールになったことで、SP盤より
軽量
丈夫
コンパクト
音質向上
になり、約30分前後の録音が可能
となりました。
そのため、収録時間の短さからそれまでのSP盤では収まりきらなかった
クラシック音楽などの長演奏曲も録音出来る
ようになり、一気に普及していくこととなりました。
また、LP盤は以前と比べて長時間の録音が可能となったことから
レコード
長時間レコード
の名称で今日でも愛好家を中心に親しまれ続けております。
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