「潔癖症か」というくらいの勢いで、日本語の他愛ない普通名詞にすらNGを出して警告を送付してきなさるGoogleアドセンスさん。

しかしその一方でこちらの意志に関係なく表示してくださる広告の中には、NG認定なさるキーワードとは比べ物にならないくらい、えっち度の高いものが含まれています。

これって矛盾してると思います。

☟「潔癖症」と検索したら出てきたイラスト。

ところで「不快な広告が出る」とぼやく人が頻発したためブログ村からたびたびこういう「おしらせ」を出されました。

表示される広告につきましては、ブロガーさん、読者さんに関わらずすべて同じ広告ではなく閲覧している方一人一人に合わせてカスタマイズされたまったく別の広告が表示される仕組み（アルゴリズム）になっております。

AさんとBさんとCさんで同じページを見ていたとしても表示されている広告はそれぞれ別々の広告になりますので、もし仮に不適切な広告が表示されていた場合でもその広告はすべての方々に表示されているわけではございませんのでその点もご理解いただければ幸いです。

これを鵜吞みにした「不快広告が出ると文句を言ってる人は自業自得だ」というお追従を先日見かけたので、反論しました。

「出版社の都合でなぜかレディースマンガにカテゴライズされている女性向けマンガ（内容は健全もいいところ・男女関係なくほのぼの読める系）」

をAmazon検索しただけで

「思春期以上の男性向けのエッチ系マンガ・ゲーム※」

の広告を出してくる、という私の実体験を例に挙げています。

※日常的に人口に膾炙している日本語の普通名詞すら「不適切な単語・表現」と判定するほどの超潔癖さんがよしとするのはどう考えてもおかしいようなエッチ度。

これ「自業自得」ですか？

私はそのマンガのタイトルから検索したのであって「レディースマンガ」から入って漁ったわけではありません。

何が言いたいかというと「アルゴリズムの精度、まだまだ低いよね。高めてください」です。

「アルゴリズムだからしょうがない」では思考停止です。

※ブログ村の見解は「しょうがない」とまでは言っておらず「耐えられない人は報告してください」と言ってますが。

また「現状はこのアルゴリズムだから精度が上がるまで我慢」だとしても

①ユーザー　：誤解を招きかねない表現は厳格に一律取締り

②スポンサー：①を超えた内容を故意に広告しててもぜんぜんOK

というのは矛盾していると思う次第です。