夫の話>結婚前の話>初めて夫の実家に行くの巻
何度か書いてますが、うちの夫は外国人です。
もう永住ビザを取りました。
結婚前、初めて夫の実家(外国)に行った時の話です。
プロポーズされた➡︎受けた➡じゃあ実家くる❓という流れです。
彼両親(父•公務員、母•看護師)と兄•警官(当時まだ独身で実家住まい)
なかなか堅いご家族です😓
中途半端な時間に着いたもので、これから食事の用意のようでした。
彼のお母さん(後の姑さん)が私に聞きました。
姑「あなた何が好物❓遠慮なく一番の好物を言いなさい❗️」
遠慮なくと言われましても。
今ここに無い食材を言ってしまったら、絶対わざわざ買いに行く❗️となる雰囲気でした。
彼の家はちょっと郊外で、すぐ近くに商店はなさげな場所でした。
そして当時、彼実家にはまだ自家用車がなかった。
これからわざわざ路線バスで❗️買い出しに行かせるとかは、全力で遠慮したい。
ここは台所の中にある食材の中から言っとくべきだと思いました。
う〜んと考えるふりして首を伸ばして台所を見ると、茄子やピーマンが見えました。
ラッキー❗️どちらも私の大好物です。
それに、彼の故郷辺りでは少々癖のある調味料や香辛料を使います。
私はできるだけシンプルな味付けの方が好き。
野菜なら、そこまで凝りに凝った調味料は使うまいという魂胆もありました。
私「茄子❗️」
お母さんの顔が、一瞬ころせんせーの真顔のようになりました。
どうやらこの国の一般常識では「野菜はごちそうカテゴリではない」ようです。
でもなあ。
私は焼豚か焼き茄子かと聞かれたら焼き茄子を選ぶ人間なんですよもともと。
ハンバーグかピーマン炒めかと聞かれたら、肉ちょっぴりでもピーマン炒めの方がいい。
姑「………茄子ね。他には❗️❓」
第一声は遠慮したと思われたか、第二声(本音)を求められた。
困ったな。
夫は、いつの間にかお兄さんと対戦ゲームを始めていて、聞ける状況ではなくなってました。
私「ピーマン❗️」
姑「…」
私「トマト❗️(これも台所にあるのが見えた)」
姑「…」
私「キャベツ❗️(これも見えた)」
その日の夕食は、まるでベジタリアンの晩餐でした。
夫と夫の兄が露骨にがっかりした顔をしてました。
後から彼に言われました。
「母さんが、彼女はうちを貧乏だと思ってるのかしら❓って言ってた」
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