お化け屋敷が楽しめないのはHSPの弊害か❓
何度も繰り返して恐縮ですが、感覚過敏な私。
①聴覚 ②視覚 ③嗅覚 ④触覚/味覚
の順で敏感です。
こう言うとすぐに
「じゃあ、第六感(シックスセンス)もあるんでしょ?・・・見えてる?」
とか
「ならもう、お化け屋敷とか怖くて行けないでしょ?フフフ」
とか
なぜか面白そうにおっしゃる方がいますが、逆です。
私は人の気配に超敏感なため、動作音の大きい人が超苦手。
いますよね、ただ座ってるだけなのに動作音の激しい方。
え?わからない?気にしたことない?
うーん・・・非HSPさんは平和でうらやましい・・・。
なので逆に、音の質感で、人間が出している音だということがすぐにわかってしまうのです。
私のお化け屋敷デビューは3歳の時です。
私は九州のド田舎に、父方の祖父母にとっての初孫(同居の長男の娘)として誕生しました。
3年数か月遅れて、埼玉に住んでいた叔父(祖父母の三男・父の下の弟)に初の男孫が誕生。私から見れば従弟ですね。
祖父母はその子を愛でるため&東京見物に、夏の1ヶ月間ほど上京したのです。
埼玉に行かない日は、朝から私の好きそうなところに連れて行ってもらいました。
上野動物園、多摩動物園、羽田空港、府中競馬場(祖父は競馬好き)、高尾山、よみうりランド、としまえん、向ヶ丘遊園、後楽園ゆうえんち・・・
どれも記憶があります。楽しかったです!
としまえんと向ケ丘遊園は閉園してしまいました。残念です。
さて、後楽園では、祖父がお化け屋敷に入ろうと言い出しました。
当時の後楽園ゆうえんちのお化け屋敷(和風)は、都内でも「怖い」方と評判だったそうです。
一緒に来た叔母(次男の妻)はその噂を知っていて、
「3歳の子には、ちょっと怖すぎるかも
しれませんよ?おねしょとかしたら困りますし・・・」
と止めたそうですが、祖父は
「この子は、TV(のホラーもの)や地元の(お化け屋敷/素朴)じゃ全っ然怖がらないから、いっぺん怖がるとこを見てみたい」
とかいう、ちょっとそれもどうなの?な理由で、強行しました。
結果は・・・私はやはり、どれを見ても
「ギィって音がしたー(機械仕掛け)!」
キカイだー
「ヒト(人間のコスプレ)だー!」
ニンゲンだー
「人形だー」
にんぎょうだー
と次々と言い当て、「怖くなーい」とスキップ。
行く手をさえぎろうとしたお化け(役の人間)の足を蹴飛ばし、「痛い!」と言わせ、
「しゃべったー!やっぱりヒトだー!
ヒトだよーおじいちゃん!!」
と笑って、祖父母に謝罪させる始末。
だって、出てくるとき、足音がしましたからねえ。
クライマックスは、そろそろ出口付近というあたり。
ギャン泣きして床に座り込み、動けなくなってしまっている小学校高学年のお姉さんを指さして
「あのお姉ちゃん、あんなに大きいのに泣いてる~!へんなの~!」
と大喜び。
鬼畜かおまえは!
今でもそのお姉さんを思い出すたびに、申し訳ないよあたしゃ。(ちびまる子声)
最後の最後(出口の一歩手前)は、ゴール直前の客をもうひと怖がりさせるべく両手を広げて飛び出したお化け(役の人間その2)をもう一度蹴飛ばして、颯爽と外に出たのでした。
はい、鬼畜確定です。
少し大きくなってから、記憶の中の自分のあまりのアレぶりに、記憶違いでは?と思ったこともあります。
しかし祖父母や叔母が口をそろえて
「あの時は、いろんな意味でいろんな汗かいた」
と語る証言と細部までほぼ一致していたので、記憶違いなんかじゃありませんでした。
今でもそうです。
いや、いまだにオバケに暴行してるという意味ではなくてですね💦
☝ この歳でそれやったら、警備員に連行されますわ。
関東一怖いとか噂される、
富士急ハイランドの例の迷宮ですら、
WKDKしつつ夫と行きましたのに、全然怖くなかった!(金返せ!)
といったふうで、
いまだに私を怖がらせてくれるお化け屋敷に遭遇できてない
ということです。
次回は、富士急ハイランド(お化け屋敷以外は大大大好き)のことを書いてみようかと思います。
続く 🔜
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