自己紹介>6歳で爆発した記憶〜三つ子の魂百まで❷
❶はこちらでございます。
小学校に入学した私は
「お勉強と図画工作はできるけど体育がダメ。大人しい女児としか遊ばないので友達が少ない、外遊びが嫌い」
という子供でした。
昼休みも席で本を読んでいるタイプです。
担任(若い、今思うと少々派手なタイプの女性教諭でした)が
「外に出てボール遊びをしなさい」
と言っても
「嫌です」
と言って動かない。
ところで小学校の頃って「お勉強は全然ダメだけど体育が得意」な子供って、なんか威張ってますよね。
真逆の「お勉強は得意だけど体育は全然ダメ」な子供をいじめてきます。
ある時、何かの理由で1時間目が自習になりました。
(多分担任が遅刻した)
「けんかなどせず、おとなしくなかよくじしゅうしましょう」
といった内容のメッセージを、隣の組の担任が板書して行きました。
2時間目の授業に現れた担任が、クラス全員に聞きました。
担任 「先生のいない間にケンカをした子はいませんよね❓」
「お勉強はダメだけど体育は得意」グループの女児が挙手しました。
女児A「エンドウさん(仮名)とSくんがケンカしました❗️」
担任 「エンドウさん、本当ですか❓」
私 「違います。ケンカではありません。Sくんが私の消しゴムを盗ったので返してもらっただけです」
担任 「Aさん、そうですか❓」
女児A「でも、エンドウさんはSくんを叩いてました」
私 「消しゴムを返してと言ったら、Sくんが私を叩いてきたのでやり返しただけです」
担任 「そういうのをケンカって言うんです❗️ほら、まずSくん先に謝りなさい」
男児S 「ごめーんなさ〜〜い」
悪童のSは「謝罪させられ慣れ」していたので、全く心のこもらない謝罪の言葉(だけ)は大得意だったのです。
担任 「ほら、エンドウさんも❗️」
私 「いやです」
担任 「どうして❓Sくんは素直に謝ってるじゃないの」
私 「セイトウボウエイです❗️」
私は祖父母の観るTVの刑事ドラマをよく一緒に見ていたため、こういう言葉を知ってる
「ませた子供」でした。
担任 「あ、謝らないのね❓」
私 「はい」
担任 「あっ、そう❗️」
授業が終わり、給食が始まりました。
担任が、なぜかお菓子の大袋を持って現れました。
担任 「みんなが良い子で自習できたら配ろうと思って、用意していたものです。
今から一人ずつ配りますね」
こんなこと、勝手にやっていいのでしょうか❓
不思議ですけど、とにかくその時その女性教諭はやったんです。
彼女は前から一個ずつ個包装されたお菓子を児童の机に置いていきます。
私は背の高い子供でしたので、席はいつも決まって一番後ろでした。
一番後ろの私の席まで来た担任が言いました。
担任 「エンドウさんも欲しいでしょう❓じゃあさっきの件、素直に謝って」
私はびっくりしました。
担任 「ほら、謝ったらこれをあげるから」
私 「いりません。お菓子なら家にあります」
今なら
「駄菓子1個で魂を売れって言うのかよ。私の魂はそんなに安いのか、バカにすんな」
「子供だと思って舐めんじゃないぞ❗️」
くらい言ってやるところですが、さすがに6歳児でそこまでは口が回らなかった。
担任 「なんですって❓」
私 「おばあちゃんに頼めば、こんなのじゃなくて、もっと美味しいお菓子も買ってもらえるから、いりません」
その夜、我が家に担任から電話があったそうです。
祖母が電話を取ると、担任はこうまくしたてたそうです。
担任 「お宅はミリエさんを甘やかしすぎてます。子供の欲しがるものを全部買い与えてるから、こんなことを平気で言うようになるんです❗️」
祖母 「・・・はあ❓」
ところが彼女も言いすぎました。
担任 「『おばあちゃん子は三文安い』と言われたくなかったら、もっと厳しくしつけてください」
祖母 「バカ言いんしゃんな❗️子供に、たったひとカケラの駄菓子と引き換えにプライドば売れて教えるか、この〇〇〇教師が❗️(自主規制)」
年寄と思って甘く見ていた祖母に反撃されて二の句がつげずにいる担任に、祖母はこう宣言したそうです。
祖母 「つまらん物に買収されて良心ば売るごたるバカな人間にはしとうなかすでけん、我が家ではこれからも、ミリエが欲しがる菓子は箱ごと買ってあげます❗️」
この祖母にしてこの孫娘ありなのですよ。
残念でした。
👼 👼 👼 👼 👼 👼
さて、この担任ですが、その後
「仮病を使ってバーゲンセールに行ったところをバーゲン会場で生徒の母親とはち合わせする」
等々、色々と問題を起こしたようです。
👇担任(病欠中)
生徒の母親👆
そのせいかどうかは定かではありませんが、2年に進級するタイミングで転勤していなくなりました。
私の通った小学校では1年の担任は2年に持ち上がり、3年の担任は4年に持ち上がり・・・と2年づつ同じクラスを担当するシステム(クラス替えも2年おきにしかない)だったので、このタイミングの転勤は異例でした。
2年の担任はベテラン女性で、1年の担任が片端から否定した私の特性もある程度評価してくれ、学校の居心地が良くなりました。
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