金沢動物園の動物紹介⑤キリン・カンガルー&other members
①~④未読の方はぜひ①からいかがですか?
キリンの母娘 ミルクさんとサキちゃん
お母さんはミルクさん。
子どもはミルクさんの第4子、2021年11月12日生まれのメスの幸(サキ)ちゃんです。
この日は外に出ていなかった父親ダイチ君にとっては初仔。
生まれたてのサキちゃんと、娘に興味津々のダイチ君(柵の外)の画像は動物園公式より。
ミルクさんとサキちゃんはその模様からアミメキリンに見えるのですが、説明板にもHPにも「キリン」としか表記されていません。
調べたところ以下のようなことがわかりました。
<飼育キリンの交雑>
キリンの亜種同士は野生では基本的に交雑しません。
しかし飼育下で一緒にしていると交雑してしまいます。
2004年にアメリカでキリンのDNA調査を行ったところ、アミメキリンとウガンダキリンの交雑が進んでしまっていることが判明。
アメリカ動物園水族館協会は、それまでアミメキリン/ウガンダキリンとしていた個体を、北米では全て「アミメウガンダキリン」と表示するよう勧告しました。
日本にいるキリンは全てアメリカから購入されています。
上記を受け、日本では単に「キリン」と表記することになりました。
金沢動物園のロゴマーク・オオツノヒツジ(大角羊)
昨年2021年5月に生まれた赤ちゃんの画像はカナロコより。
今はもうすっかり大人で、どの個体かわかりませんでした。
男女別展示のアカカンガルー 理由:オスは喧嘩っ早いから
オスメス分けて展示されています。
扉を開け運動場の中に入り柵なしでてカンガルーを見れる「ウォークスルー展示」がなされていますが、そちらにいるのは大人しいメスの群れ。
興奮すると人間にもキックをかます武闘派のオスたちは奥にいて「ガラス展示(ガラス越しに見る)」のみとなります。
私の写真では柵の向こう側のオスがわかりにくいので公式画像も貼ります。
アカカンガルーのオスは全身筋肉の塊。
まあメスと比べてみてください。
画僧はガジェット通信より。
どうしてここまでムキムキマッチョなんだろうと思って調べたところ・・・
<アカカンガルーのオスが筋肉質なのはモテるため>
クジャクのメスは、尾羽の目玉模様が多いオスを好みます。
オスはモテるためにどんどん尾羽を長くして目玉模様を増やす方向に進化ました。
それと同じようにアカカンガルーのメスは筋肉質のオスを好み、特に上腕筋肉が発達しているオスほどモテるようです。
上の写真でもメスの腕とオスの腕が長さから何から全く違うことがわかるでしょう。
繁殖期には、オスはまるでボディビルダーのように上腕を曲げてメスにアピールするそうです。
クジャクが盛んに尾羽を広げて振って音を立ててメスにアピールするように。
またアカカンガルーはメスを巡ってのオス同士の喧嘩というか力比べというかも頻繁に行います。
マッチョマン画像は動物写真家・岩合光昭氏の公式より。
オス同士の喧嘩は横浜緑の協会より。
アカカンガルーの爪はまるでアイアンクロー。
特に足の爪は長く伸びた中指がもはやナイフ。
キックを腹に受けたら打撲だけでは済みません。
1日2回の餌やり体験に参加できる ヤギ
場所 :ほのぼの広場(ヒツジ/ヤギ展示場)
1回目: 11:00~11:10
2回目: 13:30~13:40
各回 先着20組限定(1組1カップ)
ただし土日はお子様連れが多いので、いくら先着順とはいえ大人だけで参加できる雰囲気は微塵もありません。
エンドウミリエ(仮名)が諦めたくらいです。
お子さまが少ない平日であれば大きなおともだちにもワンチャンあるかもしれません。
体験であげられるのはペレット。
こちらは通常の餌の干し草です。
クロサイ
まったりとお休み中でした。
この他にもまだたくさんの動物がいました。
関東の方は是非一度お出かけください。
良い動物園です。
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