<ヤマイモとグロリオサ> そんなにうりふたつですか??其の2⃣
この記事から続いています。
ニラと水仙ほどには頻発してはいませんが、それでも時々ニュースになるのが
ヤマイモと思い込んでグロリオサ(彼岸花の近親種なので有毒)の球根を誤食して中毒
ヤマイモ(自然薯/じねんじょ)とグロリオサ(狐百合/きつねゆり)の球根の比較画像は東京都健康安全研究センターよりお借りしたものです。
上がヤマイモ、下がグロリオサ。

ヤマイモの球根からは「ひげ根」と呼ばれる細い根が全体に生えており、またひげ根の根元は鳥肌が立ったようにボツボツとしています。
店で売られているヤマイモは、土を洗い流しひげ根を除去したキレイな状態ですが、鳥肌状のボツボツは残ってます。
売られている状態のヤマイモ画像はnippon.comよりお借りしました。

この洗っても取れない鳥肌状のボツボツがヤマイモの特徴です。
一方、グロリオサの球根(園芸ショップで売られている。通販でも入手できる)はツルツルスベスベです。
個体差はなく、一様にスベスベです。

こちらも「見分けがつかないほど瓜二つ」では決してありません不注意だと誹謗中傷するために書いているのではありません。
中毒事故が起きるたびに専門家や公的機関が「見分け方」を画像入りで報じるのですが、その「見分け方」解説に対して
「いいや、見分けがつかない、無理」
「野生の植物はサンプルみたいに一目でわかる特徴を示すとは限らない。もっと多様で、酷似している場合もあるはずだ」
等、せっかくの「見分け方知識」に横槍を入れて、かえって情報を攪乱してしまっているコメントがあまりにも多すぎると感じたため、書いています。
見分け方を知ることが中毒事故予防になるのに、「見分け方知識」に「こんなの役に立たない」といったコメントが多数付けば、じゃあ覚えても無駄だとなってしまいます。
ちなみにヤマイモとグロリオサは茎や葉も全く違うのですが、これを詳細に書くと大多数の「見えない」派の人からまた
「根を掘るのにいちいち葉っぱや茎なんて見る人いるのー!?」
と言われそうなので、画像だけ挙げておきます。
まずヤマイモ。
茎:蔓(つる)性(アサガオなどと同じで他の植物や支柱に巻き付く)
葉:ハート形。
花:白く非常小さい。
実:むかご(正しくは肉芽。秋に葉の付け根にできる)
葉と花画像は日本薬学会より、むかご画像はWikipediaよりお借りしました。


次がグロリオサ。
花屋でもおなじみです。
茎:細いが自立する
葉:竹の葉形
花:非常に華やか(彼岸花の近親種なので)
実:できない(球根で増えるから)
画像はガーデンストーリーよりお借りしました。



このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。