冬の雷
小学生の時。
冬休みの宿題の絵に雷⚡️の光ってる風景画を描いてきて、担任に大笑いされた子がいました。
「冬に雷なんて、ないでしょ❗️雷は夏でしょ❗️夏に描いた絵を今頃出してるの❓
ケラケラ」
その子は大人しかったので、皆の前で担任に笑われても抗弁せずにただ黙ってうなだれていました。
私は、冬にもゴロゴロという雷鳴を聞いたことがあるような気がしたので、不思議な気持ちで大笑いする担任の大きな口を見ていました。
大人になってから「冬の雷」「寒雷」という季語の存在を知りました。
<冬の雷(らい)>
冬に鳴る雷を言う。 大陸からの寒冷前線が日本列島を通過する際、大気が不安定になって発生することが多い。
日本海側の地方では「雪起し雷」などどいって、本格的な冬の到来を感じる。
(きごさい歳時記より)
調べたところ日本では雷は通年発生しますが、世界的に見ると冬に雪が発生する地域は非常に限定的だそうです。
このサイトでは冬に雪が発生するのは日本の日本海沿岸とノルウェー西海岸のみで、
世界的にも珍しいと書かれています。
私の田舎は玄界灘(日本海の一部)に面しています。
あの時の担任が県外の、おまけに日本海沿岸地域以外の出身者だったのでしょうか❓
冬の雷は雷雲の高度が低いため、むしろ迫力があるそうです。
上記のサンコーシャのサイトより。
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