大東京総合卸売センター(通称府中市場)レポ<前編>ガイダンス&アプローチ編
府中の地図をうんと拡大すると、府中競馬場の南西、サントリー武蔵野ビール工場の隣に
大東京総合卸売センター(府中市場)という記載が現れます。
地図好きを公言している&府中競馬場には何度も行ったことがある私が、それまで気づきませんでした。
調べて見ると東京中央卸売市場所属の、いわゆる公的市場ではありません。
築地市場に並ぶ多摩地域最大級の卸売市場です。
生鮮食料品から生活雑貨まで約90店舗が軒を連ねています。
小売から、大量のまとめ買いまでプロはもちろん、一般のかたも大歓迎です。
(府中観光協会公式より)
日祝と不定期水曜休、土曜は営業。
営業時間は7:00~15:00
競りは無し。
つまり、東京中央卸売市場(0:00~12:00/深夜から正午まで)営業している東京中央卸売市場から競りで仕入れてきたものを売る仲卸の店の集まりということでよろしいか。
面白そうなのでとある土曜日に行って参りました。
京王線の府中駅からだと1.9㎞徒歩24分。
JR府中本町駅からだと1.1㎞徒歩14分。
西武多摩湖線の是政駅からだと1.2㎞15分です。
が、へそ曲がりなエンドウ夫婦は、京王競馬場線府中競馬正門駅から歩いたのでした。
京王競馬場線は東府中駅と府中競馬正門駅までひと駅0.9㎞だけを往復しているのどかな支線です。
しかし競馬開催時だけは新宿駅との間に臨時特急が運行されたり、東府中駅が特急停車駅に格上げされたりと色々面白いです。
府中競馬場は通称で、正式名称は東京競馬場です。
正門前には、以前ご紹介した「黄金馬」アハルテケの像もあります。
アハルテケの紹介記事はこちら。
正門から競馬場の長いフェンス沿いに南西に歩きます。
やがて、JR府中本町駅と長いペデストリアンデッキで連結した西門が見えてきます。
潜って更に南下します。
すると今度はサントリー武蔵野ビール工場が見えて参ります。
ここまで来るならサントリービール工場見学(無料・予約制・送迎バスあり)も一緒にやりたいところですが、サントリービール工場見学の予約競争もなかなか熾烈で、全然空きがございませんでした。
サントリーの隣がいよいよ大東京総合卸売センターです。
ほんとに道一本隔ててるだけです。
ただの東京総合卸売センターではありませんよ。
大東京総合卸売センターですよ。
大日本帝国じゃあるまいし、いまどき大東京ですよ。
でもウェルカム看板は「いらっしゃいませ府中市場へ」と腰が低いです。
とにかく横に巨大で良い全体写真が撮れなかったので、水野商会(不動産仲介業)から画像をお借りしました。
これでも全く全体じゃないんですが、私の写真よりはずいぶんマシ。
ではいよいよ中に入ります。
続きます。
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