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報道>文春砲>❶神田沙也加さん自死の引金は言葉の暴力❓❷12/7の記事リライト



上は1か月前、12/7に書いた記事です。


nice数は多くありませんが、アクセス数はかなりいっているようです。


アクセスが多いのにniceが少ないというのは、そう思わないという方が多いのでしょうか。
「毒親」と強い言葉を使ったのが反感を招いたかもしれません。


感情的に書いてしまったことは否めません。
なので整理してリライトします。


そうしようと思い立ったきっかけは、神田沙也加さんの自死の引金に関して、いわゆる文春砲が発砲されたからです。



文春は、彼女が衝動的に飛び降りた直前に、交際相手から「死ね」などの強い罵倒を受けた証拠(録音)が残されていたと報じています。



私が12/7の記事で問題にしたのは、発達障害のサイトに掲載されていたマンガです。


再度コピペします。



いじめっ子からの「死ね」などの言葉を気にする小学生の娘に、作者(母親)は
聞こえないふりをしろ、気にするな、自分はそうしてたからそれが一番だと教えます。


それができないという娘に対し、今度は娘乱暴な言動をする実の弟を引き合いに出し、
「意地悪は好きの裏返しだ」と言い聞かせます。


これは二つの意味で非常に危険です。


まず娘は「嫌なことに対して嫌と言ってはいけない」と教え込まれてしまいました。


次に息子は「人が嫌がることをしては(言っては)いけない」とは教えられません。
それどころか逆に
「自分が意地悪をするのは好きの裏返し。そう言えばいくら意地悪をしてもチャラになる」
という免罪符が与えられました。


非常に危険ですね。この後どうなるでしょう。
想像してみました。


娘はこの先どんなひどいことを言われても「自分が気にしないふりをしなければいけない」
「気にする私がいけない」と思い込み、抵抗できなくなります。

すると許容量を超えた暴言を受けて心が耐えられなくなった時は
「耐えられない自分が悪い」のだと、自傷行為に走る恐れがあります。


もう母親には相談できません。
「お母さんは気にしなかった」と言い切られてしまっているからです。


「どうしてお母さんにできたことがあなたにはできないの❓」
と言われるのが怖くて、相談できなくなります。
親の前でだけは気にしていないふりをするようになるかもしれません。


一方、意地悪は好きの裏返しという格好の言い訳を与えられた息子はどうなるでしょう。
運が良ければ、成長とともに家庭外の人間関係で揉まれて、それがただの甘えだと気づくかもしれません。


しかし一番身近な人間である母親からお墨付きをいただいてしまってますから、勘違いしたまま成人する可能性も高いです。


パートナーを傷つけた後「ごめんね。好き💕」を繰り返すのは、典型的DVのパターンです。




つまり、この母親のやり方ではDV加害者予備軍とDV被害者予備軍を同時に生産してしまっています。


私だったら、娘には


「そんな言動は嫌だ、やめてほしいと何十回でも繰り返して意思表示しなさい。
それでも相手がやめなかった時は訴える証拠にできる。
黙っていたら、冗談のつもりだった、嫌がらないから冗談だと通じてると思ってた、
と格好の口実を与えてしまう」


息子には


「ごめんで済むなら警察は要らない。謝るくらいなら最初からやらない。
好きだからいじめたなんて言い訳にすらならない」


と教えます。


「この母親が言ってるのはあくまで子供の話。子供の言動と大人のそれを同じにするな」
という意見もあるかもしれません。


しかし子供はあっという間に大人になりますし、三つ子の魂は百までです。
成人した瞬間に人格が格上げされることはありません。


「死ね」という言葉で本当に死んでしまう人がいます。
言葉の暴力に気づかないふりをしたり、言い訳を与えて許容するような教育は良くない。



上に貼ったマンガを見て、良いアイデアだわ❗️と真似した人がいないこと、
今後も真似する人が出ないことを祈ります。