野鳥>鳥類の飛び方は5通り❗️其の②帆翔/滞空飛行・阿呆ではないアホウドリ
昨日公開したこの記事の続きです。
現在地球上に生息する鳥類の飛翔方法は大きく5種類に分類されています。
画像はバードウォッチング初心者入門ガイドより。
昨日はこのうち3つをご紹介しました。
❶直線飛行
❷波状飛行
❸滑翔
です。
今日は残る2つをご紹介します。
❹帆翔(ソアリング)
滑翔はエネルギー効率に優れますが高度が保てない欠点があります。
そこで滑翔を行う鳥は上昇気流を利用することにより、高度を保ちつつ飛行距離も稼ぐ飛び方をします。
この、上昇気流に乗ることを帆翔(ソアリング)と言います。
鳶(トビ/トンビ)やタカは岩山沿いに起きる気流をよく利用します。
画像は三鷹市公式より。
またアホウドリやミズナギドリは海面に沿って起きる気流を利用した独特の飛び方をします。
海面気流を利用したソアリングをダイナミックソアリングと呼んで区別することもありま
す。
画像はWikipediaより。
※ソアー(soar):英語で「急上昇」という意味です。
❺滞空飛行(ホバリング)
滞空飛行はホバリングとも呼ばれ、羽ばたきによって体を支え空中の1点に留まるような飛び方です。
ホバリングが最も上手い鳥はハチドリ類です。
静止だけでなく、そのまま後退(バック)飛行まで行います。
身近な鳥では、カワセミやアジサシ、ノスリやチョウゲンボウ、メジロやヒヨドリもホバリングを行います。
バックまではできません。
画像はエスカイヤより。
ではもう一回だけ続いて、アホウドリのダイナミックソアリングについて書きます。
どうか最後までお付き合いください。
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