前振りが長い今日は何の日>5月21日:❷JAXAのイカロスが人類史上初のソーラーセイルに成功した日
前振りが長いので、どうか最後まで読んでください。
よろしくお願い申し上げます。
これらの記事からも、ゆる~く続いています。
iPhone17Proのことを考え始めると、なぜか脳内で同じBGMが再生されるようになりました。
「銀河疾風サスライガー」
「銀河旋風ブライガー」(1981年10月~1982年6月)、「銀河烈風バクシンガー」(1982年7月6日~1983年3月)、「銀河疾風サスライガー」(1983年4月月~1984年1月)と続いた国際映画社製作の合体ロボットアニメ「J9(ジェイナイン)3部作」の3作目。
私が17歳からハタチの頃にテレビ東京系で放送されました。
オープニング主題歌を始め作中曲は全て、「タイムボカンシリーズ」の全楽曲を担当して有名な山本正之氏が作曲。
このJ9 三部作の主題歌もなかなかのノリの良さでしたが、中でも「サスライガー」のノリノリっぷりは出色でした。
さて、二番目の記事でも書いた通り、iPhoneProシリーズの三眼レンズは「装甲騎兵ボトムズ」1983年4月~1984年3月/日本サンライズ制作/同じくテレビ東京系放送)に出てくるメイン兵器・スコープドッグの回転式センサーとよく似ています。

なのでその連想から「炎のさだめ」(装甲騎兵ボトムズのオープニング主題歌)でも脳内に流れるのなら、まだ理屈が通ります。
しかしなにゆえに全く無関係な「サスライガー」?
サスライガーのロボットデザインはこれです。
当時はひどく画期的で斬新と話題になったスコープドッグに比べ、従来の合体変形ロボ路線です。

確かにこの「ボトムズ」と「サスライガー」は、放送された時期も局もほぼほぼ被ってます。
「装甲騎兵ボトムズ」は1983年4月1日金曜日から、テレビ東京とテレビ大阪系で毎週金曜日7:55~18:25放送。
「銀河疾風サスライガー」は1983年4月5日火曜日から、テレビ東京とテレビ大阪系で毎週火曜日7:55~18:25放送。
※地方では曜日や時間帯が違いました。
しかし
「放送時期や局が被ってたから、脳が誤認識して『ボトムズ』を流すつもりでうっかり『サスライガー』を流す」
とは考えられません。
私はそこまでボケちゃいない。
では、なぜなのでしょう?
話が脇に逸れますが、わたくし、(特にヒロインの)絵柄的には「バクシンガー」が大の好みです。
「バクシンガー」の主役キャラ5人の中の紅一点「ライラ・峰里(みねさと)」(ピンクの髪のおねいさん)は、40年以上前のキャラクターデザインとは思えないほど、とんでもなく美人。

しかしオープニングテーマ曲となると、同じ山本正之節の中でもぶっちぎりにノリのいい「サスライガー」の方がが好みです。
ちなみに「サスライガー」の主役キャラ4人の中の紅一点は、金髪・ヒッピー娘風の「バーディ・ショウ」でした。

画像は2点ともAmazonよりお借りしました。
どちらも当時発売のレコードジャケット画です。
ちなみにその②、「銀河疾風サスライガー」はこんな曲です。
動画配信事業大手、ビデオマーケット株式会社(東京都新宿区)公式よりお借りしました。
疾走感がたまりません。
正直言ってシリーズ第一弾「ブライガー」と第二弾「バクシンガー」は、40数年経った今聴くと若干の古さを感じることを禁じ得ませんが、この第三弾の「サスライガー」は、今でも通用すると思います。
何かグイグイと背中を押されるような陽気パワーがあります。
私の脳も、背中が押してほしくてこの曲をかけているのかもしれない、と思いました。
歌詞も載せておきます。
「銀河疾風サスライガー」 作詞/山本優 作曲/山本正之
SOLAR WIND(ソーラーウインド)心の帆に受けて
いま旅立ちの 戦いの銀河
SOLAR WIND 夢は燃えて 星々の海を
SOLAR WIND 挑む あしたは センセイション
望みは遥か 宇宙 駆け抜けて
疾(はし)る 疾(はし)る 銀河疾風 DO IT!
サスライガー サスライガー (YEAH!)
サスライガー GOOD LUCK!
SOLAR WIND みなぎる帆を上げて
いま羽ばたいて 流離(さすら)いの銀河
SOLAR WIND こころ熱く 星々のねがい
SOLAR WIND 渡る あしたは センセイション
憧れを乗せ 宇宙 天翔(あまが)けて
疾(はし)る 疾(はし)る 銀河疾風 DO IT!
サスライガー サスライガー (YEAH!)
サスライガー GOOD LUCK!
ちなみについでに、SOLAR WIND(ソーラーウインド/太陽風)とは。
太陽から絶え間なく吹き出している、電気を帯びた超音速のプラズマ(原子が「プラスイオン」と「マイナスイオン」に分解された状態)です。
固体でも液体でも気体でもない「物質の第4状態」と呼ばれます。
太陽はそれ自体が超高温のプラズマ(ガス)の塊です。
水素核融合反応で莫大なエネルギーを生み出し、プラズマを宇宙空間に放出し続けています。
地球上での空気の流れ、つまり風に似た現象のため「ソーラーウインド(和訳:太陽風)」と呼ばれます。
地球に吹き付けた太陽風は地球の磁場でせき止められるため、地上までは届きません。
磁場に導かれて両極(南極・北極)の上空に集まり、大気中の酸素や窒素と衝突することで発光。
これがオーロラ(和訳:極光)現象です。
画像はJAXA公式よりお借りしました。

ソーラーセイル、和訳:太陽帆(たいようはん)別名・宇宙ヨットとは、巨大な帆(セイル)でこの太陽風や光子(フォトン)を受けて、反作用(反射による運動量の変化)を宇宙船の推進力に利用するものです。
ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーが、1619年、日本では徳川御三家が成立した年に早くも着想しています。
1920年代には本格的な理論も確立されましたが、なかなか実現には至らず。
「サスライガー」が放送された1983(昭和58)年時点では、まだまだ「SFに描かれる架空技術」でした。
しかし、それから27年後の2010(平成23)年5月21日(つまり今日)、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)が小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」で史上初の太陽帆航行に成功しました。
ここまで「この記事がどうして『今日は何の日』やねん」といぶかしがっていた皆さま、どうも大変お待たせいたしました。
運用を終了した宇宙ヨット「イカロス(IKAROS)」の実機は、現在JAXA相模原キャンパス(神奈川県相模原市)内の「宇宙科学探査交流棟」に常設展示されています。
イカロスの帆の厚みは7.5ミクロン。
人間の髪の毛の13分の1という超極薄のため、打ち上げ時には折畳まれ、大気圏脱出後に展開される必要があります。
宇宙開発技術全体では他国に後れを取っている日本のJAXA。
しかしソーラーセイルは世界に先駆けて成功できたのは、各国を悩ませたこの難しい展開技術に「折り紙理論」を応用したためでした。
この画像はJAXA公式よりお借りしました。

(伝統)芸は身を助ける。
少数の大国が圧倒的資金力でブイブイ言わす宇宙開発市場ですが、日本にはこうしたニッチ分野で何とか食い込み続けてほしいものです。


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