(前編)「ドコモの銀行」は顧客をバカにしている
我が家では、コロナ前から貯蓄用口座(定期預金口座)は住信SBIネット銀行にしていた。
この銀行のステージは、証券口座や外貨預金口座などを開設したり、給与受取口座にしたり、住宅ローンを組んだりと、あれこれ手広くやらない限り上がらない。
円定期預金だけでは、まとまった金額を何年継続していても、ずっと最低ステージのままだった。
夫などは夏冬のボーナスのたびに定期預金に入れて、つまり預金総額をコツコツ毎年確実に増やしてきたけど、それでも最低ステージから上がることはなかった。
つまり、預金総額なんか見てやしない。
付けてるオプションの数だけ見てる。
住信SBIネット銀行の最低ステージはこんな感じだ。
提携ATM利用手数料無料:月2回だけ
振込手数料無料 :月1回だけ
なんいう不便さだ。
口座を開設して普通口座に数千円入れて放置している顧客と同条件だ。
馬鹿にしてるな。
そう思いつつも、定期預金を他行に移すことはせずににいた。
理由の一つはサイトの使い勝手の良さ。
もう一つは、つい最近までの低金利時代に、ここは定期預金の金利が多少良かったから。
SBIといえば、2023年にSBIホールディングスに買収されたSBI新生銀行にも、夫婦で口座を持っている。
こちらはコロナ前に開設したが、普通預金しか使ってなかった。
理由はサイトの使い勝手の悪さ。
とにかく使いにくかった。
SBI新生銀行の最低ステージはこんな感じだ。
提携ATM利用手数料無料:入金なら無制限に無料、出金は月5回まで無料
振込手数料無料 :月1回だけ
これには常々「住信SBIネット銀行、〇〇だ」と夫婦で言い合ってきた。
夫 「入金まで制限するなんて、何考えてんだ住信SBI?」
私 「この点は、SBI新生の方が賢いね」
しかし、青天の霹靂が起きた。
NTTドコモによる住信SBIネット銀行の買収劇だ。

もう覚えていない人の方が多いと思うが、そもそもSBIとはソフトバンクインベンスメント(SoftBank Investment) の略だった。
※インベンスメント=投資
住信SBIネット銀行設立(2006)の前に資本解消して、でもSBIという名前だけは残したくて、意味を「Strategic Business Innovator(戦略的事業の革新者)」とやらに姑息に変えたようだけど。
それが20年後に今度はドコモに買収される。
ソフトバンクグループからNTTドコモグループに。
三井住友銀行は共同出資者として残った(持株はドコモ55.37:三井住友信託銀行44.63)から、名称をドコモSMTB銀行に変更。
※SMTBは、「Sumitomo Mitsui Trust Bank」(三井住友信託銀行の英語名称)の略。
名称変更程度ならまあいい。
しかし8月にドコモSMTB銀行に代わったとたん、改悪の嵐がきた。
世間で騒がれているアプリアイコンや各種インターフェースのクソダサ化程度ならまだいい。

だが問題はそこじゃない。
ちょっと長くなるので後編に続きます。


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