本日帯広競馬場で行われたばんえい重賞・第45回帯広記念。

3番人気アオノブラック（牡7歳）が、追い込んだ1番人気メムロボブサップ（牡7歳）に抜かせず勝ちタイム2分01秒7で優勝しました。

アオノブラックと言うからには青毛（黒）の馬かと思いきや、鹿毛。
黒のニーハイは履いてますけど。

ボブサップというからには強面かと思いきや、大変おとなしげなロバさんフェイスのメムロボブサップ。

3着の6番人気コマサンブラックは、名は体を表して漆黒。
おおぅ、イケメン～～～！

昨日の記事でも書きましたが、ばんえい競争に用いられるのは重種馬と呼ばれる体重1トンクラスの馬。

品種名で言うとブルトン種やペルシュロン種です。
犬で例えるとセントバーナードやグレートデーンに匹敵します。

体重がサラブレッドの倍もあることから「怖そう」という人がいますが、もともとは従順な農耕馬用品種です。

なので「気は優しくて力持ち」なジェントルジャイアントなのです。
ウマは見かけによりません。

重種馬の萌えのツボは、そのガチガチの筋肉はもちろんですが、個人的には手首足首にフサフサ生えている毛です。

☟下は中でも特に足毛がフッサフサのクライスデールという品種。
まるでベルボトムジーンズをはいてるかのような足毛。

ばんえい競馬は今日の帯広記念のような重賞レースでも1着賞金500万円と、運営的にはかなり厳しい現状です。

もう少し認知度が上がって賞金が増え、馬主を始め関係者さんたちが楽になることを願っています。