1960（昭和35）年に日本皮革株式会社（現・株式会社ニッピ／本社：東京都足立区）の日本皮革研究所（現・株式会社ニッピバイオマトリックス研究所）研究員・西原富雄博士がコラーゲンの可溶化に関する特許※を出願した日にちなむ。

株式会社ニッピコラーゲンが制定。

1907（明治40）に4社の皮革メーカーが合併して創業した日本皮革株式会社は、1936（昭和11）年から写真の現像に使うためのゼラチン（動物の皮膚・骨・腱等の結合組織の主成分・コラーゲンを加熱抽出したもの）事業に進出していました。

コラーゲン可溶化の成功により現在はコラーゲン化粧品事業／再生医療事業が主柱となっています。

ニッピ公式。

ニッピコラーゲン通販サイト。

それまでは「コラーゲンは水に溶けない」とされていました。

水溶化はゼラチンを低分子の高純度タンパク質に分解し、コラーゲンペプチド（ニッピペプタイド®）にすることで可能となりました。

西原富雄博士はコラーゲンの研究により国内5、海外33の特許を取得しました。

しかし惜しいことに招聘先のコーネル大学（アメリカニューヨーク州／世界大学ランキング5位）滞在中に43歳で早逝されています。