夕方、善福寺川に行くと何人かの人が対岸を見ていました。

スッポンが上陸しています。

スッポン自体は善福寺公園（源流）から方南町までのエリアに常時５～６頭はいて、ものすごく珍しいわけではありません。

しかし見物人はどんどん増えていき、バズーカ砲のような大型望遠レンズを持ったバードウォッチャーの皆さんも集まってきました。

あっ。

後ろ足を蹴り上げて穴を掘っています。

産卵です。

15分程見ていましたがこの「時折後ろ足を蹴上げて穴を掘る」が繰り返されるだけです。

暗くなってから夜陰に乗じて生んで隠すつもりかもしれないと思ってその場を離れました。

さて、スッポンの赤ちゃんが生まれるのでしょうか？

なお源流からすぐの遅野井川（善福寺川の旧称。今も源流のある善福寺公園内を流れる部分はこう呼ばれています）では今月生まれたてのスッポンの赤ちゃんが発見されています。