中国がまた台湾への嫌がらせ強化&山岳波とは
あからさまな嫌がらせにかけてはエキスパートの中国。
今までも台湾に対する嫌がらせとして、中台休戦ライン寄りの、充分ギリギリルートで民間機を飛ばしていました。
それがさらなる嫌がらせ強化で、もっと²ギリッギリを攻めるように変更するとのことです。
ところで、皆さま「山岳波(さんがくは)」というものをご存じですか?
世界史を先行した方の中にはひょっとしたら
「フランス革命期の政党。ロベスピエールが所属してて、モンターニュ派と対立してた方」
とかおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
惜しい。
そっちは山岳派。
読みは同じだけど、「は」の字が違う!
「山岳波」は気象用語
山岳波 Mountain Waves(MTW)
強風が山を越えた時に山の風下側に発生する空気の波。
乱気流を発生させることもあり、 航空機の運航に重大な影響を及ぼす。
(国土交通省通達2023年2月2日版・要約)
過去(1966・昭和41年)には
「乗客サービスのつもりだったのか通常ルートを逸脱し富士山上空に近づき過ぎた英国航空機(ボーイング707)が、山岳派による乱気流に巻き込まれ空中分解して墜落」
という事故※も起きています。
※乗員11名+乗客113名=合計124名(日本人13名を含む)全員死亡。
墜落場所が山林だったため、巻き込まれ被害者はゼロ。
詳細はWikipediaでどうぞ。
台湾最高峰・玉山(ユイシャン)は標高3,952 m
ところで台湾には玉山(ユイシャン)という、富士山(3,776 m)より更に176mも高い山があります。
画像は台湾の公式サイトよりお借りしました。
何が言いたいかというとですね。
この記事の一番上に貼った報道を見た時に私が思ったことが
「だったらもう、いっそ玉山の真上でも飛んで、空中分解してみればいいのに」
だった、ということです。
山岳派の発生の仕組み画像は羽田空港公式よりお借りしました。
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