注意喚起>東京電力を偽装した詐欺メール 本物そっくりとか世間では言うけれど
上の報道はなんだか
「すごく本物っぽいメールだから、騙された人はある程度しょうがない」
ともとれる論調ですが、果たしてそうでしょうか?
例え本当に滞納していたとしても
「今すぐ、このメール内でウェブ決済を使って払え」
「クレジットカードやデビットカードの番号を入力せよ」
等ということはありえないですよ。
詐欺メールのパッと見た目が稚拙か精巧かは全く関係ない。
「今すぐ・この場で・カードで払え」は全て詐欺!
と報じないと。
通常は振込票が送られてくるものです。
また、指摘されている「支払いの詳細リンクエント」という不思議な言葉。
この独特の誤用は去年頃から複数の詐欺メールに共通して使われているようで、今までにも要注意と話題になっています。
ちなみに「リンクエント linquent」とはラテン語で「不良(行為、人など)」を意味します。
英語ではこれが「ディーリンクエント delinquent」となって「不法行為」や「料金滞納」「滞納者」などという意味になるようです。
正しい英語ではないものを、いかにもどうだ英語だぜぇと言わんばかりにわざとらしく使い、なおかつ誤用が話題になっても気付かないのか何なのか1年以上も直さず平気で使い続けるあたり…。
お馴染みの中華系詐欺メールの匂いがして来ます。
もう一度言います。
「これは督促メール。カード決済で今払え」
は全部詐欺。
こういうことを言ったり書いたりすると、必ず
「そんな重箱の隅をつつくような所まで誰も読みませんww普通の人はそこまで暇じゃない」
といったようなリアクションしてくる人がいます。
しかし、請求をよく読みもしないで(つまり理解もせず)金だけ出せる方がよほど異常です。
理解もせずに金出すな。
そんなにお金が余って余って困ってるなら、私にください。
よろしくお願いします。
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