日本の大学生の10人に1人が基本的加減乗除ができないって??
こんなネット記事がありました。
日本の大学生の10人に1人が間違う問題です。
40-16÷4÷2
私はゴリゴリの文系だったおばさんです。
数学の公式を覚えるのが苦手で、文系コースに行きました。
そんなおばさんでも上の問題は加減乗除だけですので、秒で38と回答。
もちろん暗算です。
正解でした。
おそらく間違える人はこういうふうに解くのでしょう。
- 40引く16は24だ
- 24割る4は6だ
- 6割る2は3だ
- 答えは3
なぜこれが間違いかというと、
加減乗除の法則は、×と÷は+と-よりも先に解くだからです。
なので正しくはこういう順番になります。
- 16割る4割る2は2
- 40から2引いて38
- 答えは38
これができない大学生が10人に1人?
何のための大学進学?
ええ、知ってますよ。
少子化の影響でだいぶ前からいわゆるFラン大学は軒並み定員割れ。
真面目に入試を行ったら誰も受けてくれないので、7割以上をスポーツ推薦や指定校推薦などで入学させる。
「一般入試を受けなくても入れるよ~」とお勉強が苦手な子を呼び込む。
3割未満の一般入試組にも、本当に大学入試レベルの問題を出したら誰も受けてくれないので、中学校レベルの問題でお茶を濁す。
あ、こう考えたら加減乗除ができない大学生が10人に1人いても不思議じゃないのか。
こうなると、変ちくりんな日本語が使われているフィッシング詐欺に
「巧妙過ぎて、全然気づきませんでした」
といって引っ掛かる若い子が増えてるのも納得ですか。
最低限の算数と最低限の日本語は、誰のためでもなく、自分のため。
ただひたすら自分の身を守るために覚えておくものですよ。
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