派遣会社が人材派遣法に関して堂々と虚偽を書く
とある派遣会社が求人広告にこんな記述をしていました。
大企業の子会社系の所です。
独立系の派遣会社ではありません。
◆週の労働時間:20時間未満をご希望の方は、
下記の日雇派遣の例外要件に該当する必要があります。
「世帯年収500万円以上で主たる生計者ではない方」
「年収500万円以上で派遣を副業とする方」
「昼間学生の方」
「60歳以上の方」
これは改正人材派遣法(2012年)で国が定めた日雇派遣(雇用契約期間が30日以内で契約更新の予定「無し」の労働者派遣の仕事)の例外要件(日雇派遣原則禁止の例外)そのものです。
週20時間というのは、社会保険の加入要件です。
社会保険に加入したくない、いわゆる不要内だ働きたい人が週20時間未満を希望しますが、週の所定労働時間が20時間未満であれば長期雇用でも適用です。
※以前は週20時間が「雇用保険の加入要件」で週30時間が「厚生年金・健康保険の加入要件」でしたが、今年10月からハードルを下げられてしまい、ほとんどの労働者が週20時間を超えると社保フルセットに強制加入させられるようになりました。
派遣会社が
「週の労働時間が20時間未満=日雇派遣である」
と言うのだな~と驚きました。
追記
「嘘」はきつい言い方だったかもしれませんが、」調べた結果はコレ(次の記事)でした。
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