野鳥>エトピリカ❶アイヌ語で「美嘴(鳥)」
昨日パフィン(和名:西角目鳥/ニシツノメドリ)というちょっと変わった鳥をご紹介しました。
アイスランドのシンボル的な鳥で日本の動物園では唯一、那須どうぶつ王国だけが飼育していると書きました。
それを読んでもし「あれ❓北海道にいたんじゃなかったっけ❓」と思われた方がいらしたら、勘が鋭い人です❗️
昨日ご紹介したのは北極圏の大西洋側(欧州北部、フェロー諸島、アイスランド、北米北東部)に生息するアトランティック・パフィン(和名:西角目鳥)です。
同じ北極圏の太平洋側(オホーツク海・ベーリング海沿岸部、千島列島、アラスカ湾)に生息するのが、近縁種のタフテッド・パフィン(和名:花魁鳥/オイランチョウ)です。
北海道のごく一部の地域でも見られます。
アトランティック・パフィンとタフテッド・パフィンは、どちらもチドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属の潜水性海鳥です。
👇葛西臨海博物館公式より。
ただしタフテッド・パフィンは、花魁鳥(オイランチョウ)という和名よりも、アイヌ語の「エトピリカ」という名前の方が遥かに有名です。
エトピリカはアイヌ語で
クチバシ(エトゥetu)+美しい(ピリカpirka)
という意味です。
鳥を意味する単語が抜けてるですと❓
クチバシのある生き物なんて鳥だけだから、クチバシだけで鳥とわかるでしょ❓
と、アイヌの長老の代理で私が言いました。
アトランティック・パフィンとの比較
エトピリカさんは、目よりも頭部の白い冠羽の方が角っぽいです。
あと、お腹が黒い(アトランティックの方は白い)。
それから目の困り度が低い😆
エトピリカといえば葉加瀬太郎のバイオリン曲が有名ですね。
そうです。
「情熱大陸」のEDテーマ曲のアレです。
何度聴いても良い曲だな〜☺️💕
画像出典元:
Wikipedia/カラパイア/東京ズーネット/テーマミュージックネット/CNN/エコトピア
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