花>春>雑学:鈴蘭ではない鈴蘭水仙(スノーフレーク)とこれまた紛らわしいスノードロップ
この記事の続きです。
ご近所散歩で撮ったこの写真。
この季節、いろんなお宅の玄関先の寄植えでよく見かける花ですよね。
てっきりスズランの一種だと思いながら帰宅。
でも調べたら全然違う花でした。
スズラン
これほどの強い毒性を持つにもかかわらず、観賞用として愛され広く流通。
花言葉は「純粋」「幸福の再来」。
スズランズイセン(鈴蘭水仙)/大待雪草/スノーフレーク
ユリ目ヒガンバナ科スノーフレーク属スノフレーク。
英語名はサマースノーフレーク「夏の雪片」和名は「大待雪草(オオマツユキソウ)」。
こちらも、何せヒガンバナ科なので有毒植物。
※ヒガンバナ科の植物はほぼ全部有毒。
有毒成分はガランタミン他2種のアルカロイド。
毒の強さはスズランほど強力ではなく、水仙とほぼ同程度の中毒症状を起こす。
にもかかわらずスズラン同様観賞用として広く流通。
花言葉は「純粋」。
似た名前で同時期に咲くため混同されやすい花にスノードロップ(待雪草マツユキゾウ)がある。
わあ、また紛らわしい名前が登場。
英語名も和名もどっちも紛らわしすぎる。
マツユキソウ(待雪草)/スノードロップ
ユリ目ヒガンバナ科ガランサス属ガランサス。
ヒガンバナ科ということは、あるよね〜毒。
ありました
有毒成分はガランタミン(アルカロイドの一種)。
ガランサスから発見されたからガランタミンと命名されたようです。
画像はヤフーショッピングとWikipediaより。
花言葉は「希望」「慰め」。
スズラン、スノーフレーク、スノードロップは全て今頃(春)に咲きます。
スズランとスノーフレークは花が似ていて紛らわしいし、スノードロップは花は見分け簡単だけど名前が紛らわしい。
和名になるともっと紛らわしい。
そして、とても清純そうな見た目に反して全部毒がある。
人も花も、見かけによらないのでした。
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