少し間が空いてしまいました。
こちらから続いています。

チンパンジー

ヒト（ホモサピエンス）と共通祖先から分岐したと言われている類人猿。

分類は哺乳綱霊長目ヒト科チンパンジー属チンパンジーです。
ヒト科、なんですね。

身長：オス80～85㎝／メス75～80㎝。

体重：オス40～60㎏／メス30～50㎏。

学名Pan Troglodytesのtroglodytesは直訳すれば「原人」。
パン原人となります。

ひとくちに霊長類と言っても、ヒトと分岐したのは一斉ではありません。
分岐時期には段階があります。

現在の学説ではまずオランウータンが分岐し、次にゴリラ、最後にチンパンジーが分岐したと思われています。

👇画像は旭山動物園公式より。

チンパンジーがヒトと別れたのは約500万～700万年前というのが定説です。

チンパンジーとヒトのDNA塩基配列は98.8％が同じと言われます。
つまり、両者の違いはわずか1.2％にしか過ぎまません。

ネットを検索すると、ネコ科動物（トラ、ライオン、猫等々）の赤ちゃんの世話を頼まれた類人猿がこのようにメッロメロの表情になっている写真が複数ヒットします。

※ズーラシアの子ではありません。

ということは「ぬこさまに弱い（メロメロ）」というDNAは、枝分かれする前の共通祖先から既に持っていたもの。

そんな気がしてならないエンドウミリエ（仮名）でございます。

オオアリクイ（大蟻食）

有毛目アリクイ科オオアリクイ属オオアリクイ。
1種1属です。亜種はいません。

コアリクイ属とは1,300万年前前後に分岐したとみられています。

体長：100～120㎝。

尾長：65～90㎝。

体重：18～39㎏。

舌　：50～60㎝。

平熱：32～33度。

体長の半分もある舌💦

哺乳類としてはかなり低体温です。

オスメスに顕著な体格差はありません。

舌の写真は撮れなかったので代わりに名古屋の東山動物園公式から。

長ッ💦
この長い長い舌をアリの巣に差し込んでアリを捕って食べます。

オオアリクイもコアリクイも子供を1頭だけ産んで母親が背中に乗せて育てます。
これも、今ズーラシアには子供アリクイがいないので東山動物園公式から。

こんなに大きくなってもまだ背中に乗せてます。
けっこう甘いですね、オオアリクイのお母さん。

「アフリカの熱帯雨林」には昔「日本初」で話題になった、オカピがいます。

そちらはまた次の記事で。

続きます。