動物園>オカピはキリンの仲間:ズーラシア❷アフリカの熱帯雨林2⃣
❷アフリカの熱帯雨林2⃣はこちらです。
オカピ
哺乳綱偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)キリン科オカピ属オカピ。」
コンゴ民主共和国(旧ザイール)の一部地域に生息。
ウガンダでは絶滅。
1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって「発見」されました。
「世界三大珍獣」のひとつです。
世界三大珍獣
- ジャイアントパンダ
- オカピ
- コビトカバ
パンダ画像 :アドベンチャーワールド公式より。
コビトカバ画像:中日新聞より。
ズーラシアは1997(平成9)年のオープンに際して日本初のオカピのつがいをアメリカから購入しました。
その後上野動物園も購入し、現在は「世界三大珍獣が揃う日本で唯一の動物園」を上野がアピールしています。
肩高(肩までの高さ):1.6m前後
体重 :約200kg前後
尾長 :40cm前後
オスメスで顕著な体格差はありません。
オシコーン(角)の有無くらいです(後述)。
見た目からシマウマの仲間と思う人が多いようです。
ジョンストン卿もはじめは馬と報告しています。
しかしシマウマは奇蹄目(蹄が割れずにひとつにつながっている)。
オカピはキリンと同じ偶蹄目(蹄が二つに割れている)です。
オスにはキリン科特有の「オシコーン」と呼ばれる角あります。
オシコーンは骨とそれを覆う皮膚でできていて一生生え変わりません。
オシコーンの骨は子供の頃は頭蓋骨と離れていて、成長と共に頭蓋骨に癒着するそうです。
不思議ですね。
キリンはオスメスともにオシコーンを持ちますが、オカピはオスのみです。
キリン科は現在キリンとオカピしかいません。
他は全て絶滅しています。
オカピは、よりキリンの祖先に近い(つまり首を長く進化させる前の)生き物と見られています。
👇この子は角がないからメスですね。
上の子は、尻尾の付け根にぽちっと白い斑点があるのがキュートですね。
みつあみしたような尻尾といい、お洒落した競走馬のようです。
👇サラブレッドのお洒落画像は乗馬クラブクレインより。
👇目の上にオシコーンが生えたオス。
紫色で長い舌もキリンに似ています。
ズーラシアにいたオスのこの子は・・・あれ❓
角が折れてる❓切られてる❓
👇これはおっぱっぴー。
エンドウ夫婦(仮名)の訪問時(2021年7月初め)ズーラシアには3頭のオカピがいましたが、9月にオスのルルちゃん(17歳11か月)が誤嚥で死亡とのニュースがありました。
上の写真のオスかははっきりしません。
他にヤマアラシやイノシシ、リクガメ、ニシキヘビなどがいましたが、申し訳ありませんがご紹介は割愛。
続きます。
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