ハンマー投げの原理でロケットを発射する時代が来るか?VIVA柔軟な発想!
米宇宙開発ベンチャーのスピンローンチ社(本社:カリフォルニア州ロングビーチ)が、ロケットを新方式で宇宙へと打ち上げる実験に成功した。
地上に設置した大型装置で遠心力を発生させ、ロケットを上空へと射出する。
(中略)
従来方式と比較し、打上げに要する燃料とコストの大幅な節減が見込まれている。
(上記記事よりコピペ)
おお、遠心力。
つまりハンマー投げの原理ですね。
ハンマー投げ画像は朝日新聞より。
乗員さえ乗ってなければ、円盤投げだろうがハンマー投げだろうがコストが下がる方が良いですよね。
斬新な発射装置。
ハンマー投げというよりも中世の投擲機(投石機)。
うん似てる。
動画
Flight Test #10 - The First Payloads
画像も動画も上のニュース(ニューズウィーク)より。
柔軟な発想が素晴らしい👍と思います。
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昨年、英国のウイリアム王子が「宇宙開発より地球修復が先だ」と発言。
環境問題分野から宇宙開発分野に頭脳が流出している状況を憂いていると報道されました。
平素から人気の高い王子なので、この発言も「思慮深い、さすが」と評価されたようです。
しかし、今現在我々が日々恩恵を受けているインターネットも電子レンジもGPSも、元を正せば軍事技術。
革新的発想や発明というのは、予期せぬ所から予期せぬ形で生まれることが多いということです。
即物的に実利的な研究以外は無駄と言い出せば、世の中の学者の研究の半分はボツになってしまうでしょう。
大航海時代に英国人のご先祖が「新大陸発見より国内福祉が先だ」と言って他国に出遅れていたら?
今頃英国の欧州での地位も、ひいては王子のご一家の地位もさぞ低かったのではないでしょうか。
植民地政策の弊害はそれはそれとしても。
教師や偉い人から「そんな勉強より、こっちの役に立つ勉強をしなさい」と言われてハーイと素直に鞍替えできる子は、秀才。
教師に変人扱いされても自分の知的好奇心を止められない子が、天才。
環境問題分野には大勢の秀才が集まればいい。
少数の天才が宇宙開発分野に現れますように。
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