マンガ書評>⑳「猫奥(ねこおく)」:猫+大奥=猫奥
ナンバリング’再公開です。
初公開:2021/10/27 17:00
データ
出版社 :講談社
種別 :モーニングKC(既刊4巻・続刊中)
作者 :山村東(やまむらはる)※デビュー3作目
ジャンル:猫コメディ時代劇(大奥もの)
講談社によるキャッチコピー
江戸時代。
大奥に仕える女性たちの多くは、生涯独身であった。
そんな彼女たちが、持てあました時間と愛情を注いだ対象、
それは――にゃんと、猫だった❗️❓
ここは女の嫉妬うずまかない大奥❗️
あらすじ
主人公はあの滝山殿。
※実写の映画やドラマではけっこう悪役。
江戸幕府末期。
14歳で大奥に奉公に上がるとその利発さを買われ、13代将軍徳川家定・14代家茂時代の2代にわたって将軍付御年寄(大奥総取締役)を務め、明治初期まで生きた偉い女性。
勝海舟の母とは従姉妹同士。
才女として有名。
1985年のテレビ朝日「天璋院篤姫」では草笛光子
2003年のフジテレビ「大奥」では浅野ゆう子
2008年のNHK大河「篤姫」では稲森いずみ
が演じました。
その、才女で堅物で冷静沈着すぎるあまり周りから怖がられている、いわばコワモテの滝山殿(実写の映画やドラマではけっこう悪役)が、ツン(人前)デレ(猫前)する、ゆる〜いコメディです。
評価
🌟🌟🌟🌟🌟(5点中4.5)
ひとこと
猫を全く1mmも猫ッ毛の先ほども擬人化していない。
なので登場する猫全てがありのままに猫全開の手加減なしのフリーダム。
そこが良い。
4巻では重鎮作家(山岸涼子先生☜猫好き)が推薦文を寄せてます❗️
ほーらそこの猫好きのあなた、もう読みたくなってるでしょう❓
意地を張らずに読みましょう。
モーニング公式サイト
初回公開時は3巻まででしたが現在は6巻まで刊行中。
そしてまだまだ続刊中。
※地域タグの東京都千代田区は大奥(江戸城)のあった場所。
顔が怖くて色々と損をしている滝山殿。
きつめ美女が好きな私にはドストライクです。
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