博物館>充実の化石群:城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー❷
土曜日は千代田区の無料博物館巡りに行ってきました。
最寄駅は東京メトロ有楽町線の永田町駅です。
弁慶濠に貸しボートを浮かべて釣りをする人が見えます。
諏訪坂を上がります。
現在の通称は「プリンス通り」(赤坂プリンスホテルに因む)。
以前ご紹介した東京ガーデンテラス紀尾井町の前を通り抜けます。
前回の訪問は6月半ばでした。
よそのローズガーデンではバラの見頃はとうに過ぎていた時期です。
なのにこちらのバラはまだまだ綺麗に咲いていて驚いたのですが、何と7月に入った今もまだ咲いていました。
早咲きから遅咲きまでを絶妙に混植して花期を長くしているのでしょうが、凄いです。
永田町駅から城西大学水田記念博物館までは550m徒歩6分です。
建物の外観写真を撮り忘れました😥
- 予約制、入場無料。
電話または予約フォーム
03(6238)8412(化石ギャラリー受付:休館日を除く11:00~17:00)
https://form.os7.biz/f/4e26768e/
- 休館日:日祝休、大学長期休暇中(夏・冬)他時休館日あり。
- 開館時間:11:00~17:00(土曜日11:30~12:30は一時閉館)
👇公式はこちらです。
展示室内は広くはありませんが貴重な化石がびっしり。
無料とは思えない充実度です。
翼竜アルハングエラの頭部化石。
絶滅したサメ、ヘリコプリオンの歯の化石。
ヘリコプリオンHelicoprion は映画「ジュラシック・パーク」にも登場するサメに似た古代魚(軟骨魚類)です。
炭紀後期からペルム紀にかけて広く生息したとされています。
軟骨魚類のため体の骨が化石として残らず、出土するほぼ全ての化石は螺旋状に巻いた歯の塊のみで長年この丸鋸のような歯が顎のどこにあったのかが謎でした。
近年の研究で、写真右下のような姿だったと特定されました。
すり減って小さくなった古い歯が螺旋(ヘリコ)の内側に巻き込まれていくようです。
つまりこの螺旋状の100本ほどの歯はこの魚の一生分の歯全部ということです。
魚類の化石が一番多いです。
ムカデやカエル、亀は白亜紀から既に現在と同じ姿形。
このh区仏間の外、入口脇にあるのが公開済の記事でご紹介したティラノサウルスの化石のレプリカです。
ここから次の目的地、戸嶋靖昌記念館に向かいました。
➡︎続く
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