神社/仏閣/教会>山口観音金乗院@埼玉県所沢市
去年の今頃、多摩湖に行った時に寄った寺です。
記事にしそびれていたものです。
最寄駅は西武る、狭山線/山口線西武球場駅(終点駅)です。
つまり、西武ドームの近くです。
この西武ドーム、地域タグでは「メットライフドーム」としか出ないんですが、命名権(ネーミングライツ)が今年2022年3月に更新されていて、現在は「ベルーナドーム」なんですよね。
コロコロ変わりすぎて付いて行けんわ。
さて、このひときわ目立つ中国風の五重塔。
山口観音金乗院(こんじょういん)です。
この赤い塔は千躰観音堂というそうです。
エンドウ夫婦(仮名)以外の参拝客が皆無のため、怪しさが漂っていた「仏国窟」。
何故か写真を撮りそびれていた本堂と、ご本尊の木造千手観音立像(所沢市指定文化財)の画像は所沢市公式から拝借しました。
お寺のHPはありません。
所沢市によると、このいつでも拝観できるのは2体ある千手観音のうちの裏観音。
もう一つの表観音は秘仏で、33年に一度しか開帳(公開)されないのだそうです。
2017(平成29)年に開創1200年記念として4月29日~5月1日の3日間だけ開帳されたそうです。
次の開帳は2050年。
遠いわ・・・。
この2体の千手観音の別名が「山口観音」なんですね。
※山口は、一体の地名です。
観音像や観音堂は弘仁年間(810~ 824年)に空海が開いたと伝わるそうです。
何というか全てが中国風で極彩色。
真言宗のお寺です。
竜のオブジェが多いです。
鎌倉時代末期に新田義貞(1301~1338)が鎌倉を攻めた際にこの寺に祈願したという話も伝わっています。
新田義貞は戦国武将のひとり。
後醍醐天皇による「建武の新政」樹立の立役者の一人ですが37歳で早逝。
京王線分倍河原駅前には立派な騎馬像も建っています。
やはり妙に極彩色の「新田義貞の霊馬」木像。
普通馬の目は白目がほぼ見えないんですが、このひとはバリバリの三白眼でやや怖い。
実は、普通の馬の目は光彩が茶色のため黒目がちに見えるのですが、白馬の中にはたまに色素がなくて光彩が薄水色のひとがいます。
するとこう見えるんですね。
馬の手前に写っているオレンジ色の物体は「ニンジン絵馬」。
人さまの願い事撮っちゃあかんやろと思って撮影しなかったら、「散歩の達人」サイトに堂々と乗っていた💦
お借りします。・・・可愛いな。
境内はとても広大、かつ高低差が凄かったのでなるべくスニーカーで行きましょう。
・・・多摩湖に行く人はほとんどスニーカーかウォーキングシューズだとは思いますけど、一応念のため。
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