①はこちらです。
よろしければ順番にご覧ください。

脱力系の名前が来ました。

サイト名が「ンラインショップ」です。

何だよ、ンライン。

＜怪しい通販サイト④＞

会社概要では「オンラインショップへようこそ」となっています。
ずさん過ぎ。

＜怪しい通販サイト④＞

そしてまた「許認可・資格：必要なし」です。

これについては③で詳しく解説していますのでお読みください。

住所の「東京都新宿区高田馬場 1-6-16 ユニオンビル3F」で検索すると、全く違う名前のオンラインショップが出てきます。

＜AkaraN公式＞

次に「342888166」という妙な電話番号。
東京03にするつもりが、Excel入力時に書式を文字列にしてなかったとかそういうバカバカしい類のミスではないかと想像します。

最後に販売責任者名「三矢淳子」で検索すると、声楽家の「三ツ矢淳子」さん（武蔵野音大講師）しかヒットしませんでした。

とにかくサイト名「ンラインショップ」が全てです。

詐欺サイト確定です。

①②から続いています。

類似サイトがザックザク出て来ました。

＜怪しい通販サイト③＞

こちらは若干不自然ながらも有効期限の印字部分の写真も掲載しています。

しかし、期限が過ぎているのにカートに入れることができてしまう点は相変わらず。

そして、カートのデザインがこれまた①②と瓜二つ、いやみっつ。

＜怪しい通販サイト③＞

ここの会社概要ページは「特定商取引法に関する表示」というそれらしい言葉を使うなど、①②よは若干頭を使っているような感じに見えそうになります。

＜怪しい通販サイト③＞

しかしよく読むと、やはり人を食ってやがります。

＜怪しい通販サイト③＞

「許認可・資格：必要なし」

☝そんなわけあるか！！！

金券類をネット販売する場合は、古物商許可が絶対必要です。

また販売品リスト（画像一番上）を見ると取扱商品のカテゴリに「コスメ・美容」というのがあります。
既製品の化粧品を仕入れて売るだけでも、化粧品製造販売業許可が絶対必要です。

次に住所の「兵庫県伊丹市5-9-1-101」で検索してみましょう。
ドラッグストアコトブキヤが出てきました。

＜DSコトブキヤ正規サイト＞

よく見ると、＜怪しい通販サイト③＞が使っている「販売責任者名」がこの寿屋と全く同じです。
名前を無断盗用されてますね。

＜DSコトブキヤ正規サイト＞

またサイト名のSTYLERは、英語で「理髪師」という意味です。

ヘア用品専門の通販サイトならまだしも、何でもかんでも扱ってる通販サイトにしてはおかしな名前ですね。

「デパート＜怪しい通販サイト②＞」と大同小異でした。

詐欺サイトです。

記事①から続いています。

①を書いた後、他にもまだまだこの手のサイトがあるんじゃないかと思い、調べてみました。

結果：ザクザク出てきました。

＜怪しい通販サイト②＞

サイト名が「デパート」って…。

なんかもう「こんな怪しい名前、ひっかかる方が悪いだろ」という言い訳を予め用意しているかのような、人を馬鹿にした系の名前です。

＜怪しい通販サイト②＞

①にも書いた通り、偽造チケットに懲りたスタバが現在はドリンクチケットの使用期限を「発行から一か月」としているため、それらしく使用期限を記載しています。

しかし、写真ではチケットを二つ折りにして、使用期限の印字された部分を意図的に隠しています。

しかしもし上記の期限が正しくとも、今日の時点ではすでに期限切れで使えません。

にも拘わらず、これも普通にカートに入れることができます。

＜怪しい通販サイト②＞

そしてこのカートのデザイン、①でご紹介したサイトと瓜二つです。

＜怪しい通販サイト①＞

この＜怪しい通販サイト②＞の運営会社は「株式会社GETIC」を名乗っています。

「株式会社GETIC」で検索すると、ラトビアにあるというPC周辺機器類の通販会社が出てきます。

＜GETIC公式（英語サイト）＞

ちなみにラトビアはエストニアの南、リトアニアの北です。

一方、この＜怪しい通販サイト②＞の運営会社が提示している会社情報はこうなっています。

＜怪しい通販サイト②＞

拡大＜怪しい通販サイト②＞

この住所「東京都中央区銀座8-9長崎センタービル1F 」を検索すると、出てくるのは創業100年越え・有名人御用達の超有名な老舗喫茶店です。

よく見ると＜怪しい通販サイト②＞は電話番号までこの喫茶店のものを使っています。

図々しさが規格外。
ありえない。

詐欺サイトです。

金券ショップ（実店舗）を探していたら、偶然出て来た通販サイト。

＜怪しい通販サイト①＞

＜怪しい通販サイト①＞

しかし値段が安すぎておかしい。
しかも全手の商品が「元値 → 特別価格（元値の半額）」となっている。

スタバのクーポンなんて、メルカリやラクマといったメジャーな通販サイトでは5％引くらいにしかなっていない、人気商品です。

そんなのを半額で売るなんてありえないでしょう。

客寄せのために赤字覚悟の目玉品を設定している場合は、そんなクレイジープライスはそれ一点だけのはずです。

それがどの商品も半額。

試しに一つ開いてみる。

＜怪しい通販サイト①＞

拡大⇩＜怪しい通販サイト①＞

試用期限を一年も過ぎているものをまだ載せている？
おかしいでしょう。

試しに「カートに入れる」を押してみると、何事もなくカートに入ってしまいましたよ。

＜怪しい通販サイト①＞

ではここでスタバの正規サイトで「コミューターマグクーポン」を検索してみます。

＜スタバ正規サイト＞

このクーポンの偽造品が出回ったため、スタバが責任を取って
「2023年5月31日までの期限付きで正規クーポンを使用させた（すぐに使用しない場合はデジタルクーポンに交換した）」
ことが読み取れました。

これに懲りたスターバックスは、それまで使用期限なしとしていた同クーポンの使用期限を、発行から一か月に変更しています。

つまりここに書かれている「使用期限：2023.5.31まで」は、それまでにスタバに申し出れば「詐欺被害者対応として正規クーポン扱いで使用できる」期限だったことがわかります。

＜スタバ正規サイト＞

そして救済措置期限までに申し出のなかった使用期限なしクーポンは、現在はもう使えません。

※この件で懲りたスタバは、ドリンククーポンの使用期限を「発行日から1か月」に変更しています。

＜スタバ正規サイト＞

つまり上の＜怪しい通販サイト＞のチケットは、現在ではもうスタバに持参して「詐欺被害に遭った」と訴えても救済してもらえない偽造チケットです。

にもかかわらずカートに入れることができ、個人情報や支払情報も入力できる状態です。

ヤバ過ぎる。

＜怪しい通販サイト①＞

会社情報はこうなっていますが…

＜怪しい通販サイト①＞

帝国データバンクに登録されている「株式会社ヌウジャパン」は、秋田の化粧品製造業のみです。

住所で検索すると「有限会社朋友」という全く別の会社が出てきます。

つまり上の「お問い合わせ」先は大嘘、ということがわかりました。

詐欺サイトです。

公園の花壇のハナダイコンを見てたら、後ろを通りかかったカップルの会話が聞こえました。

彼女「紫色の花、なんだろー？」

彼氏「あーあれな、俺知ってる。　スミレだ、スミレ」

彼女「わあ〜　◯◯君、くわしー♡♡♡」

おばちゃんズッコケちゃって、写真撮るの忘れちゃったよ！

なので画像はweblio辞書よりお借りしました。