HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

雑学>車のドアの種類と名称こんなにあるよ❗️❷

❶はこちらです。


⑧スーサイドドア(後ろヒンジドア)

スーサイドドアは1960年代頃までのクラシックカーに多かった後方ヒンジタイプです。


スーサイド(自殺)ドアとはまた物騒な名前ですね。
名前の由来は諸説あるので割愛します。


画像はWikipediaより。


最近ではロールスロイスが採用しています。
画像はベストカーより。


⑨観音開きドア


4ドアタイプの前ドアが普通の前ヒンジ、後ろドアが逆向きの後ろヒンジのもの。
観音開きにガバッと開くタイプ。


画像はモーターマガジンより。

ロールスロイスでは2ドアタイプはスーサイド、4ドアタイプは観音開きを採用しています。
ロールスロイスが後ろヒンジにこだわるのは、足元が大きく開けるので、ロングドレスを着たご婦人の乗降がしやすく、所作もエレガントに見えるためだそうです。


一方庶民向けの車は「足元を大きく開けたいのなら、スライディングドアの方が便利」
とスライディングドアを採用するという構図が出来上がっています。


エレガンス(優雅さ)🆚コンビニエンス(便利さ)

 


⑩ファルコンウイングドア


テスラがモデルXに採用している、ガルウイングドアの改良型。
ガルウイングの車は2ドアですが、ファルコンウイングは4ドアの前ドアは普通の前ヒンジドアで、後ろドアだけが上に跳ね上がるもの。


そしてガルウイングドアは一体型ですが、ファルコンウイングは屋根部分とドア部分の間にもヒンジ(蝶番)があって、狭い駐車スペースでは折りたたみながら開くような動きが可能だそうです。


画像はモーターファンより。

猛禽類がよく見せる、羽を半分畳んだような形が名前の由来でしょう。


(11)スワンウイングドア

普通の前ヒンジタイプに見えますが、よく見ると開いたドアが傾斜して後ろが持ち上がっています。
これがアストンマーチンが採用するスワンウイング(白鳥の羽)ドアです。
左右の地面の段差(縁石など)で擦らないという利点があるそうです。


ガル(カモメ)、ファルコン(ハヤブサ)ときて遂にスワン(白鳥)が出ました。


白鳥はよく泳ぎながら羽を後ろにクイっと持ち上げる動きをします。
あそこからの命名でしょう。
画像はマップルトラベルから。


(12)キャノピードア

ドアというより、ルーフがそのままガバッと開くキャノピー(天蓋)ドア。
どの部分まで開くか、どの程度まで上に上がるかがメーカーや車種によって違います。


なんか、上半分が吹っ飛んだふうに見えるものもありますね。

   

 


(13)サイドワインダードア

サイドワインダー。
直訳すると、サイド(脇)でワインドする(うねる)もの。


2016年に米カリフォルニアの新興自動車メーカーレズヴァニ・モーターズが開発しました。

特許取得済です。


まず、ドアが左右の外側に飛び出します。

それから前方向にスライドします。

そのままロボットにトランスフォームしそうな勢いです。


(14)昇降式ドア

BMWのZ1(販売1989年〜1991年)に採用されていました。
ドアがの上半分が下にスライドして、下半分の中に引き込まれます。
サイドガラスが下りるのと同じように、ドアが下りていくのです。


スイッチを押すだけの電気制御です。
の画像は完全にドアが空いた状態です。


(15)フロントドア

1953年にイタリアのイソ社が開発したイセッタは何とフロント部分開閉型の二人乗り車でした。
コンパクトカーのハシリですね。


イソ社は元々家電メーカーで冷蔵庫を得意としていました。
そのため、冷蔵庫の扉を参考にしたと言われています。


BMWがライセンス生産したことで、当時はかなり流通したそうです。


探せばまだあるかもしれませんが、今回はここまでにしておきます。


お付き合いいただきありがとうございました🙇‍♀️