モノサシはひとつではないこの広い世の中:電話編
初公開:2022/04/21 06:00
日本「電話は3コール以内で取るのが鉄則」
日本のビジネスマナーではそう教えます。
中にはさらに細かい奥義を教える会社もあります。
例えばこんな風です。
「1コール目で出ると早すぎて、相手が驚くので逆にダメ。2コール目が鳴り終わったところで取るのがベストである」
もはや花道、茶道に続く電話道といった感じです。
しかし、先日読んだある本にはこんなことが書かれていました。
「米国の弁護士事務所では、電話は10回ほど鳴るまでわざと取らない」
理由は❓
「すぐに電話を取るような所は暇な所、不人気事務所と判断されるからだ。
逆に何コールも待たされると、顧客は忙しい所、人気事務所と評価する。
これは少しでも事務所に有利な契約を結ぶための心理戦である。
心理学で言うところのhard to get technicの応用である」
<hard to get technic>(和訳:希少価値の法則)
「人は入手が困難であればあるほどそれが欲しくなる」心理のこと
ほう、なるほど。
職種などでも違ってくるでしょうが、面白いですね。
では、普段は1日に何記事もダラダラ書いてる私などは、easy to getの典型ですね。
1日おきとかにしか書かれないのにランキング上位にいらっしゃるブロガーさんは
ひょっとして希少価値の法則をご存知なのでしょうか❓
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