宝塚ではない・女性団員だけの・OSK日本歌劇団「桜咲く国」歌詞と解説
こちらから続いております。
OSK日本歌劇団の象徴歌「桜咲く国」を、やはり「YOUTUBE聴いてね」とペタンコと貼り付けたのですが、歌詞と簡単な解説を追記します。
こちらのメロディラインは、ひょっとしたら近鉄ファンの方は聴いたことがあるかも?と思われたかもしれません。
どれどれ?と思われた方のために、再度ペースト
OSK日本歌劇団 食博覧会・大阪 「桜咲く国」ジャスパー
実は、OSKは1971年に松竹からリストラされ、近鉄に身売りされてます。
その間は近鉄バッファローズの応援歌(のひとつ)にこの「桜咲く国」が使われていた時期があったそうです。(1971~2003年)
しかし2003年に近鉄はOSKをリストラ。翌2004年にはバッファローズもリストラ。
選手はオリックス・バッファローズと東北楽天ゴールデンイーグルスに分散移籍。
その後もGイーグルスの私設応援団が細々とこの曲を演奏していたそうですが、2019年に球団が応援楽曲を一元管理する意向を発表。
「桜咲く国」は演奏中止が決定した・・・らしいです。
数奇な運命をたどりながら、しかしまだ消えてはいない!
公演のラストは必ずこれを歌って踊って〆るのが、OKSの慣わしになっています。
「桜咲く国」(1930年)の歌詞はこちら。3番まであります。
「桜咲く国」 作詞:岸本水府 作曲:松本四良
桜咲く国 桜 桜
花は西から 東から
ここも散り敷く アスファルト
桜吹雪に 狂う足取り
桜咲く国 桜 桜
花はこぼれて 君思う
夢にほころぶ シャンデリア
桜吹雪の 晴れの舞衣(まいぎぬ)
桜咲く国 桜 桜
春の扉の 今日ひらく
若さ讃えて 八重一重(やえひとえ)
人か桜か 花か吹雪か
人か桜か 花か吹雪か
こちらは「すみれの花咲く頃」とは対照的に、歌詞は短くメロディも軽快で元気一杯。
単純明快で現代的な言葉使いなので、解説は不要でしょう。
しいていうなら「舞衣(まいぎぬ)」とは踊り用の衣装。
ダンスウェアです。
アスファルトの上に散り敷く(散って、敷き詰められる)桜の花びら。
短いながら光景が鮮やかに目に浮かぶ、良詞だと思います。
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