心理学>拡張自我❹核武力もトロフィーワイフも全て拡張自我
このおぼっちゃまくんにとっては、核武力こそが最重要の拡張自我なのでしょう。
話は変わりますが、ちょっと成功した男性は美女を連れて歩きたがると言います。
アメリカで、空港の待合室に居合わせた男女を無作為に選出した実験が行われました。
同じ男性が
❶容姿の優れた女性と写っているツーショット写真
❷容姿のすぐれない女性と写っているツーショット写真
のどちらかを見せ
「もしあなたが経営者なら彼を雇いたいと思おうか❓」
という質問をしたところ、❶を選部人が多かったという結果が出ました。
❶は76.6%が「雇いたい」と答えた。
❷は66.1%が「雇いたい」と答えた。
とのことです。
つまり、連れている女性も彼の一部であると(ある程度)認識されているということです。
であれば、先代(おぼっちゃまくんの父親)がよく連れて歩いて、来日もした
「美女軍団」は、父の拡張自我のひとつだったのでしょう。
代替わりしたら露出が減りましたが。
無名の頃は普通の容姿の女性を妻にしていたのに、成功したらあっさり捨てて若い美女と再婚するというのも、古来よく聞く話です。
英語では「トロフィーワイフ」と言います。
これを2度3度繰り返す困ったちゃんもいて「トロフィーワイフ症候群」という言葉まで派生しています。
これも拡張自我で説明されていますね。
「これほど美しい妻を持てるからには、自分は大いに成功しているに人間に違いない」
と再確認しては、悦に入るのです。
なお、男女平等の立場から「トロフィーハズバンド」という言葉も作られはしたものの、
まだ実例が少なすぎてほとんど使用されていないそうです。
今後、女性の社会的地位向上で増えるのでしょうか❓
これで拡張自我の話は一旦終わります。
美女軍団の画像は朝日新聞より。
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