花>初夏の花>葱坊主(アリウム)と園芸種アリウム・ギガンチウム
ネギボウズ(葱坊主)という愛称で呼ばれるネギの花。
花期は4月中旬から5月上旬。
まさに今が花盛りです。
200〜400の小さな花の集合体です。
葱坊主が立ったネギは、養分が全部花の方に行ってしまっているので、
もう食べられないというか食べても硬くて不味いそうです。
ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属。
学名はアリウム。
アリウムはラテン語でニンニクの意味です。
元々は「匂い」を意味する言葉だそうです。
ヒガンバナ科の植物には有毒植物が多いのが特徴です。
例外がネギ亜科の中でもネギ属のもの。
ネギ亜科でもネギ属以外の属には毒性のものが多いようです。
ネギ属の植物
(日本で常食される物を抜粋・50音順)
- アサツキ
- ギョウジャニンニク
- タマネギ
- ニンニク
- ネギ
- ノビル
- ラッキョウ
結構私の好きな野菜ばかりです。
観賞用(園芸種)として栽培されるアリウム・ギガンチウムもこの属です。
ギガントは英語読みするとジャイアント(Giant)なので、
アリウム・ギガンチウムは「巨大なネギ」ですね。
和名は花葱(ハナネギ)です。
画像は国営武蔵丘陵森林公園HPより。
拡大すると小さな花の集合体というのがよくわかります。
趣味の園芸より。
最後に普通のネギボウスもズーム。
GreenSnapより。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。